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靴と偏平足

靴選び

読売新聞より


(4)扁平足 中敷きで補正

 革製品の業界団体「日本皮革産業連合会」(東京)が今年、日本人の足のサイズを測るため、20年ぶりに実施した調査結果がまとまった。

 19歳以上の男女約2400人を調べた結果、前回に比べ足長は男女各年代とも長く、足幅も広くなっていた。しかし足囲は、ほとんど変化していなかった。

 調査にあたった楠本彩乃さんは「特に女性の足の断面が、細く平らになっている。足裏は本来、土踏まずなど縦と横にアーチを描いているが、これが低くなってしまった人が増えている」と分析する。足長が伸びたのも、アーチが崩れたためではないかと見ている。歩く機会が減り、筋肉が衰えたことを要因に挙げる。

 東京厚生年金病院リハビリテーション室技師長の田中尚喜さんも、同じ意見だ。適度な締め付けを「きつい」と敬遠し、大きめのサイズを選ぶ人が多いという。またメーカーも幅広の商品を中心に扱う傾向があり、足の細い人に合う靴が少ないのが現状だ。

 田中さんは「アーチを元通りに高くしてやれば、足長は短くなる」と指摘する。田中さん自身、以前は扁平(へんぺい)足で、サイズは25・5センチだった。土踏まずの位置が高くなった中敷きを入れ、アーチを補正していった結果、2年後には24?24・5センチの靴がちょうどよいサイズになった。

 田中さんによると、出産や育児を経て、久しぶりにフォーマルな靴を履こうとしたが、履けないと訴える女性が少なくないという。

 こういう場合でも中敷きやパッドで調整することができる。

 最近ではオーダーメードの中敷きや、「細身の靴」「外反母趾(ぼし)」など、用途に応じた中敷きも市販されている。一度、専門店などに靴を持参し、相談してみるとよいだろう。(斉藤保)
(次回は「夜勤を乗り切る」です)


(つづく)
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新型インフル

新型インフル患者、1週間で推計114万人

朝日新聞より


 国立感染症研究所は30日、25日までの最新の1週間に、全国の医療機関を受診したインフルエンザの患者数が約114万人になるとの推計を発表した。ほとんどが新型インフルエンザとみられる。前週は約83万人で、今シーズン初めて100万人を超えた。

 7月上旬からの推計患者数は431万人にのぼるという。約5千の定点医療機関からの報告では、最新の1週間で1医療機関あたりの患者数は24.62人(前週17.65人)。北海道(61.43人)、愛知(39.42人)、福岡(37.35人)、兵庫(33.51人)、秋田(32.15人)。5道県が「警報レベル」の30人を超えている。

     ◇

 新型の豚インフルエンザの国内産ワクチンの小児に対する初めての臨床試験が30日、国内8カ所の医療機関で始まった。東京都内の病院では、13歳未満の小児のボランティアが国内産の新型インフル用ワクチンの接種を受けた。

 対象は生後6カ月から13歳未満の360人で、うち160人は新型ワクチンと季節性ワクチンを同時接種する。約3週間後に2回目の接種を受ける予定だ。厚生労働省が示したスケジュールでは、持病がない1?12歳の子に対する新型インフル用ワクチンの接種は12月以降、順次始まる予定だ。

 一般の優先接種対象者への接種は11月からとされているが、岐阜や山口では、30日から病院入院者から接種を始めた。


(つづく)

靴選び

靴選び

読売新聞より


(3)ヒールは高さ5センチまで

画像の拡大 「足を美しく見せたい」と、高いヒールや爪先の細い靴を履く女性が多い。しかしメーカーや小売店で作る「足と靴と健康協議会」(東京)事務局長の俣野(またの)好弘さんは「長く履き続けると外反母趾(がいはんぼし)などになりかねない。ハイヒールでも足に合った靴を選び、長時間の使用は避けたい」と話す。

 靴選びのポイントは男女共通で、爪先に余裕があり、かかとと甲が固定され動かないものだ。その点、開口部の広いパンプスや、サンダルは選択が難しい靴だ。俣野さんは「土踏まずのラインが、足にぴったり合う曲線ならば滑りにくい。甲に留め具などがあった方がいい」という。

 ブーツは、筒の太さと形状が脚に合うものを選びたい。全体でくるぶしを包んで保持してくれるので、安定しやすい。かがんだ時に、ひざ裏の腱(けん)がブーツの履き口にあたって痛いものは避ける。

 俣野さんは「ハイヒールはパーティーやデートの時と割り切った方がよい。移動や通勤は歩きやすい靴を履くなど、賢く使い分けて」とアドバイスする。

 ヒールの高さについて、「5センチまでで、ぐらつかないものを」と話すのは、靴メーカー「銀座ヨシノヤ」(東京)の森野潤一さん。かかとがヒールの中心に乗っていないと、重心がずれて不安定になり、姿勢も悪くなる。森野さんは「かかととヒールの重心が一致すると、思ったほど高さを感じないと話すお客さんが多い」という。

 足と靴と健康協議会では、靴選びについて専門的なアドバイスができる「シューフィッター」を認定している。「専門店や百貨店には資格を持った店員がいるので、気軽に相談してほしい」と俣野さんは話している。


(つづく)

靴選びのポイント

靴選び

読売新聞より


(2)ビジネス用、爪先に余裕を

 靴選びには、まず自分の足の大きさを知ることから始めたい。日本靴小売商連盟(東京)事務局長の佐宗秀行さんは「足の大きさは、足の長さを表す『足長』、親指と小指のそれぞれの付け根の幅を表す『足幅』、足幅の周囲を表す『足囲』の3点がある」と話す。

 足長は、かかとから一番遠い指で測る。日本人に多いのが、親指が一番長いエジプト形と呼ばれるタイプだ。次いで第2指が長いギリシャ形、どちらも同じくらいのスクエア形の計3タイプがある。

 靴のサイズは通常、足長と足囲(男性A?G、女性A?F)で表される。例えば「男性25・0E」の場合、足長が25センチで、足囲は243ミリを表す。足長は0・5センチ刻み、足囲はAが一番細く、6ミリ刻みで増えていく。佐宗さんは「同じ足囲でも、甲が高い人も平たい人もいる。左右で大きさが異なる人もいるので、必ず両足で試し履きすること」とアドバイスする。

 靴選びの主なポイントについて、佐宗さんは〈1〉指が締め付けられず、爪先に1センチぐらいの余裕がある〈2〉かかとがきつかったり、緩くて抜けたりしない〈3〉甲がしっかりと固定されている――などを挙げる。かかとと甲がぐらついてしまうと、足の指が踏ん張ったり、前に動いて爪先に圧力がかかる原因となってしまう。

 ビジネス用の靴を休日に買う際、厚い綿の靴下などを履いていると、サイズが違ってしまう。ビジネス用の靴下を持参したい。

 一方、スニーカーなどのカジュアルな靴は、運動靴が元になっている。運動靴は、爪先に余裕を持たせず、ぴったり履くのが基本。このためカジュアル靴で爪先に余裕を持たせて選ぶと、ビジネス靴より大きめのサイズになることがある。佐宗さんは「あくまで履き心地を優先して選んでほしい」と話している。


(つづく)

靴と健康

靴選び

読売新聞より


(1)ハイヒールで外反母趾

 通勤や通学で一歩家を出れば、長い時間、靴を履いて過ごすことになる。また手軽な全身運動として、ウオーキングも人気だ。

 しかし足に合っていない靴を履き続けると、姿勢を悪くしたり、病気の原因にもなりかねない。

 大学病院で長年、足の病気を診察してきた日本靴医学会理事長の井口傑(すぐる)さんは「受診患者の4人に1人が外反母趾(がいはんぼし)で、増加傾向にある」と話す。足の親指(母趾)が外側に曲がる病気で、進行すると痛くて普通の靴が履けず、姿勢を崩して腰痛や肩こりの原因にもなるという。

 外反母趾の3大要因とされているのが「女性、遺伝、ハイヒール」だ。「女性」は関節が柔らかで、筋力が弱く変形しやすいため。また「遺伝」は祖母、母、娘と親子で外反母趾に苦しんでいる人も多いことから。「ハイヒール」は爪先が細く、かかとが高いため、体重の80?90%が足先にかかり、親指が外側に曲がりやすいことから。

 外反母趾かどうかは、親指の曲がり具合が基準で、自分でチェックできる。親指の付け根の出っ張りとかかとを結んだ線と、親指の前後の出っ張りを結んだ線を紙に書き、2本の線の角度を測る=イラスト=。井口さんは、15度以上あれば病院の受診を勧める。一度、外反母趾になってしまうと、ハイヒールをやめても治らず、中高年になって変形が進む人もいるという。

 このほか、足の指が曲がって固定してしまう槌趾(つちゆび)(ハンマートウ)も多い。爪先に余裕がない靴で指が圧迫されるとなりやすい。また親指の爪の角を切りすぎ、爪先が薄い靴を履いていると、爪が皮膚に食い込む陥入爪(巻き爪)を引き起こしやすい。

 井口さんは「正しい靴を選ぶことが、健康と病気予防の第一歩」と話す。次回から靴選びの方法を具体的に見ていこう。


(つづく)

市販薬の功罪

市販薬と付き合う

読売新聞より


受診の遅れ 招く場合も

 長野県上田市のイイジマ薬局に9月初旬、30歳前後の女性が訪れた。「ガスター10(テン)ください」 薬剤師の飯島文恵さんが症状を聞くと、「ちょっとおなかが痛くて」と言う。

 ガスター10は胃酸の分泌を抑え、傷んだ粘膜を修復する胃潰瘍(かいよう)の治療薬だ。H2(ツー)ブロッカーという成分を含み、効き目が鋭い。医師の処方が必要な薬だったが、1997年に市販薬に転用された。

 しかし、女性の症状を詳しく尋ねたところ、胃潰瘍でよくみられる空腹時や食後の痛み、酸味のあるげっぷなどはない、という。飯島さんは「胃の痛みなどを抑える穏やかな効き目の薬をまず使い、よくならなければ、お医者さんに診せて」と、別の胃薬を薦めた。

 飯島さんは5年ほど前、こんな経験があった。ガスター10を「数年前からよく飲んでいる」と求めて来た50代の男性。胃潰瘍のような症状がみられ、すぐ病院を受診するよう勧めた。後に「潰瘍で胃に穴があく寸前だった」と聞かされた。

 H2ブロッカーは、症状を一時的に抑えるため、かえって医療機関の受診の遅れを招く心配がある。癌(がん)研有明病院(東京・江東区)消化器外科部長の山口俊晴さんは「最近そういう患者は多く、中には胃がんの発見が遅れた例もある」と話す。

 今年6月、改正薬事法が施行され、市販薬は副作用などの危険性が高い順に1類、2類、3類と三つに区別された。1類は薬剤師が文書で説明しないと販売できない。H2ブロッカーはこれに当たる。

 一方、2類は薬剤師か、実務経験のある人で都道府県の試験に合格した「登録販売者」の資格を持つ人が説明に努め、3類には説明の規定がない。薬剤師がいないスーパーやコンビニでも、2、3類の薬は売れるようになり、販売の規制緩和が進んだ。

 上田市では以前から、ひとり一人がかかりつけの薬局を持ち、薬剤師が積極的に相談に乗る取り組みを行ってきた。上田薬剤師会会長・飯島康典さんは「2類や3類の薬でも、使い方を間違えれば副作用などの危険はある。今回のルール変更を単なる便利さの追求に終わらせるのではなく、一般の人が自分で薬のことをよく知るきっかけにする必要がある」と話す。(高梨ゆき子)

 (次は「食道がん 最新事情」です)

 改正薬事法による市販薬の分類の例

 【第1類医薬品】ガスター10(胃薬)、リアップ(発毛剤)、ウィンダム(水虫薬)、アネトンせき止め顆粒(かりゅう)、ニコレットパッチ(禁煙補助剤のはり薬)

 【第2類医薬品】新ルル(風邪薬)、ナイシトール(肥満症薬)、コーラック(便秘薬)、ドゥーテスト(妊娠検査薬)、ダマリン(水虫薬)、ニコレットガム(禁煙補助剤のガム)

 【第3類医薬品】オキシドール(殺菌消毒薬)、メンソレータム(皮膚外用薬)、イソジン(うがい薬)、キューピーコーワゴールド(滋養強壮剤)、サロンパス(外用鎮痛消炎剤)


(つづく)

日曜洋画劇場「明日の記憶」

広告代理店に勤める49歳の佐伯雅行(渡辺謙)。
仕事も充実し、一人娘の結婚も控え、公私共に幸せな日々を送っていた。

ところが最近になって急に物忘れが激しくなり、
不安になって訪れた病院で下された診断は
“若年性アルツハイマー病”だった‥。

20091024235801b0d.gif

渡辺謙の日本アカデミー賞最優秀主演男優賞受賞作。
突然発症した若年性アルツハイマー病に苦悩するサラリーマン。
そのとき妻は? そして家族は?

渡辺謙、樋口可南子、坂口憲二、田辺誠一、香川照之、大滝秀治  
吹石一恵、水川あさみ、及川光博、渡辺えり  袴田吉彦、遠藤憲一、
市川勇、木野花、MCU、松村邦洋  木梨憲武(特別出演)

入浴剤の選び方

入浴法

読売新聞より


(4)自然素材の入浴剤楽しむ
 今や半数以上の家庭で使われているという入浴剤。多彩な商品があるが、どう使えばいいのか。

 花王(本社・東京)の入浴剤グループ・ブランドマネジャー野村由紀さんによると、入浴剤は大別して、体を温めるタイプと、肌のかさつきを防ぐタイプがある。

 温めるタイプのうち、硫酸ナトリウムなどの無機塩類を含む粉末の入浴剤は、肌に皮膜を作り、湯冷めを防ぐ。固形の入浴剤は、溶かすと発生する炭酸ガスの血管拡張作用で体を温める。粉末タイプに比べると、体の疲れをとる効果に重点を置いている。

 かさつきを防ぐタイプは、保湿成分を含む液体。入浴中に肌に保湿成分を取り込ませ、乾燥を防ぐ。

 入浴剤は、こうした基本的な効果を持つが、利用者が最も求めているのはリラックス効果だという。「目的を聞くと、香りや色を楽しみたいという人が最も多い。最近は浴室にテレビが付くなど、第二のリビングとして少しぜいたくに過ごしたいという人が増えているようだ」と野村さん。

 体調や気分次第で市販品を使い分けるのもいいが、日本にはショウブ湯、ユズ湯などの伝統がある。こんな自然素材を使った入浴剤=表=で季節を味わってはどうか。

 お風呂に関する調査研究をしている東京ガス都市生活研究所によると、ミカンの果皮にはリモネンという精油成分が含まれており、血行促進効果がある。肌にいいクエン酸やビタミンCもある。同じかんきつ類のユズも同様の効果があり、芳香成分が気持ちをリラックスさせてくれる。

 入浴は毎日の習慣だけに、ちょっとした工夫の積み重ねが、意外に大きな健康効果を生むのではないだろうか。(藤田勝)
(次は「靴選び」です)

 伝統的な自然素材の入浴剤

 春 ヨモギ 20cmほどの葉先5?6本を刻み、布袋に入れて鍋で煮て煮汁を入れる。

 夏 ハッカ 陰干しした葉約30gを布袋に入れ、2lの熱湯をかけて約20分浸し、汁と布袋を入れる。

 秋 ショウガ 根ショウガ(40?50g)をすりおろし、搾り汁を入れる。

    ミカン 陰干しした20個分の皮を布袋に入れて浴槽に。

 冬 ユズ 果実に2lの熱湯をかけて約20分浸し、冷めたら布袋に入れて搾り、汁と布袋を入れる。果実を半分か輪切りにして浮かべてもいい。

   マツ 生の葉をぬるま湯で洗い、鍋に入れ、水から火にかけて約20分煮出す。布でこして煮汁を入れる。
(東京ガス都市生活研究所の資料から)


(つづく)

加齢臭と朝シャワー

入浴法

読売新聞より


(3)加齢臭には朝シャワー

 入浴すれば、だれでも当たり前のようにせっけんやシャンプーで体を洗う。でも、洗い過ぎには注意したい。

 入浴法に詳しい埼玉医科大准教授の倉林均さんは「表皮の脂分は、外部の刺激や化学物質から肌を守り、肌の水分を保つ働きがある。せっけんは汚れを落とすにはいいが、洗浄力が高いものは皮膚の機能を損なう。せっけんはほどほどに使うのがいい」という。

 アカスリやナイロンタオルでごしごしこすれば一時的に気持ちいいが、肌を保護している角質(肌の表面)まで落としてしまう。「手ぬぐいで軽く洗う程度に」と倉林さん。乾燥肌は高齢者に多いが、こうした洗い過ぎによっても起こる。

 健康な皮膚には様々な常在細菌がすみつき、病原菌の侵入を防いでいる。この常在細菌を保護するため、せっけん使用に注意を促すのは、茨城県の石岡第一病院傷の治療センター長、夏井睦(まこと)さん。「せっけんで皮脂を洗い流し、強くこすれば、常在細菌がすみにくくなり、それ以外の細菌が繁殖する」

 お湯で流せない皮膚の分泌物はなく、機械油などの汚れ以外はせっけんは不要という。「人類の歴史に比べれば、せっけんの使用は最近のこと。一種の文化であり、使うなとは言わないが、使えば使うほど皮膚には悪い」と夏井さんは指摘する。

 中高年になると気になるのが加齢臭。においの原因は「ノネナール」という皮脂の一種で年齢とともに増える。においを消そうと、せっけんをたっぷり使う人もいるが、東京ガス都市生活研究所の調べでは、朝41度のシャワーを1分間浴びるだけで、においの原因になる皮脂の量は大幅に抑えられることが分かっている。

 同研究所の興梠(こおろき)真紀さんは「せっけんを使う場合も、ごしごしこすらず、泡をつけるだけで十分」と話す。


(つづく)

入浴と温度管理

入浴法

読売新聞より


(2)42度以上 メリットなし

 心臓に負担が少ない理想的な入浴法として紹介されることが多い、みぞおちから下だけ、じっくりとつかる半身浴。でも冬は上半身が寒そうだし、ぬるいお湯は嫌いな人も多い。お風呂のつかり方やお湯の温度を考えてみた。

 温泉療法や入浴健康法を研究する北海道大学教授の大塚吉則さんは「半身浴は水圧で下半身のむくみをとり、血液を無理なく心臓に戻してくれる。心臓が悪い人や中年以降にはお勧め」と話す。

 半身浴の際の上半身の寒さを防ぐには、タオルを肩にかける方法もあるが、面倒な気もする。54歳の大塚さん自身は、半身浴を基本に時々、肩までつかる。「全身つかると気持ちはいいが、10秒か20秒で満足できるので、また半身浴に戻す」という。

 半身浴は心臓に優しいが、全身浴は肩こりに効果があるという。東京ガス都市生活研究所が行った実験では、40度で10分間の全身浴が肩こりに最も効果があった。半身浴なら38度に20分つかった後、42度のシャワーを3分間浴びると、40度10分の全身浴と同じ効果だった。

 風呂の湯の温度について埼玉医科大准教授の倉林均さんは「日本人が好きな42度弱は、交感神経を活動させて目が覚めるので、ひと仕事する時に向いている。就寝前なら40度未満で副交感神経優位にして筋肉をほぐすのがいい。42度以上になると何のメリットもない」と説明する。

 入浴中の事故を防ぐには、お湯の温度だけでなく、浴室や更衣室の温度管理も重要だ。倉林さんは「暖かい居間から冷えた更衣室や浴室に入り、お湯につかると、血圧の変動が激しくなる。浴槽のふたをとって浴室全体を温めたり、更衣室にストーブを置いたりなど温度差をできるだけ減らす工夫を」とアドバイスする。


(つづく)

入浴法

入浴法

読売新聞より


(1)体温38度以上なら控えて

 日本人の生活習慣に欠かせない、お風呂。寒さが厳しくなるほど、ありがたさが身にしみる。

 さて、せきやのどの痛み、発熱など、体調に異変を感じた時、お風呂に入るべきか、やめるべきなのか、迷う人が多いようだ。入浴に詳しい専門家の意見を聞いてみると……。

 リハビリテーション医学が専門の埼玉医科大准教授、倉林均さんは「定説はないが、熱が37度台なら入ってもいいのでは。でも、湯冷めしないように、風呂から出たらすぐに布団に入ること。さすがに38度を超える場合は、体力を消耗するので入浴しない方がいい」との意見だ。

 入浴して体を温めれば、血行は良くなるが、風邪が治るわけではない。ただし、倉林さんによると、温浴によって免疫力の指標となる様々な数値が改善するとの研究データや、入浴回数が多い温泉地の人は風邪をひきにくいという調査結果はあるという。

 自然療法を研究する北海道大学教授の大塚吉則さんも同様の意見。

 「入浴のせいで悪化する病気は少なく、熱中症ややけどくらい。風邪のウイルスもインフルエンザのウイルスも熱に弱い。体を温めることに問題はない」

 病原体に感染した際の発熱は体の防衛反応でもあり、多少の熱にそれほど神経質になる必要はない。「ふだん健康な人なら、寒気がするくらいなら風呂に入り、温かいものを飲んで、すぐ寝ればいい」と大塚さんは言う。

 お風呂に関する調査研究をしている東京ガス都市生活研究所主任研究員の興梠(こおろき)真紀さんは「風邪気味の時は長湯は避け、40度くらいのお湯に5?7分程度つかる。最後に背中を2?3分間、熱めのシャワーで温め、保温効果を高める工夫を」と提案する。


(つづく)

日本の貧困率

日本の「貧困率」15・7%、OECD中4位

読売新聞より


 長妻厚生労働相は20日午前の閣議後の記者会見で、全国民の中での低所得者の割合を示す「相対的貧困率」が2007年調査で15・7%だったと発表した。

 経済協力開発機構(OECD)がまとめた加盟30か国の中で4位で、貧困率の高さが際だった。相対的貧困率は、これまでOECDが日本政府の統計資料を基に算出してきたが、今回、初めて日本政府が算出した。

 OECDによる加盟30か国の「2000年代の相対的貧困率」調査では、日本は14・9%(04年調査)だったが、今回の日本政府の07年調査では、貧困の悪化が顕著になった。

 OECD調査で貧困率が高かったのは、メキシコ(18・4%)、トルコ(17・5%)、米国(17・1%)の順。逆に低いのはデンマーク(5・2%)、スウェーデン(5・3%)、チェコ(5・8%)だった。

 厚労省によると、日本の1998年調査の相対的貧困率は14・6%で、以後、年々悪化傾向にある。子どもの貧困率も01年に14・5%を記録した後、04年に13・7%と改善の兆しを見せたものの、今回14・2%と再び悪化した。

 ◆相対的貧困率◆ 国民一人ひとりの所得を順番に並べて、ちょうど中間の額の人を定め、更にその額の半分に満たない人が、全体でどれくらいいるかを示したもの。この際に用いられる「所得」は、等価可処分所得といい、所得から税金などを差し引いた世帯の可処分所得を、世帯の人数の平方根で割った数値となっている。貧困の水準を示す絶対的貧困率と異なり、国内の低所得者の割合を示す指標になっている。


(つづく)

新型インフルワクチン

新型インフルワクチン、19日からスタート

読売新聞より


「1回接種」で希望者全員に

 新型インフルエンザの流行が拡大するなか、新型用ワクチンの接種が19日から始まる。厚生労働省は全対象者に2回接種する方針だったが、臨床試験の結果を受け、13歳以上は1回接種にする方向で検討している。

 1回接種になれば、全体の接種計画が大幅に前倒しされるほか、接種を希望する国民は全員受けられる可能性がある。

 国立感染症研究所によると、最新の1週間(10月5?11日)で新たに増えた患者数は推計約64万人にのぼり、前週の約33万人からほぼ倍増した。流行が始まってからこれまでに人工呼吸器を使用したり、脳症に陥ったりするなどした重症例は129人に上り、うち27人が死亡した。

 ワクチン接種は、患者が重症化するのを防ぐのが目的だ。医療従事者からスタートし、発症した場合に重症化が懸念される妊婦や基礎疾患(持病)がある人など合計5400万人に順次接種する。準備が整った自治体から開始され、19日に始まるのは47都道府県のうち大阪、沖縄など23府県。残りの23道県は19日の週から、東京都は翌週の26日から開始する。

 厚労省が1回接種の検討を始めたのは、国内200人の成人に実施したワクチンの臨床試験で、1回の接種のみで十分な免疫が付くとの結果が出たからだ。これを受け、16日に開かれた専門家の意見交換会では、季節性インフルエンザ用ワクチンで2回接種が必要な13歳未満を除き、原則1回にできるとの方針が示された。この修正案が正式決定されれば、希望者はすべて接種が可能になるほか、輸入ワクチンが接種される予定だった小学校高学年と中高生は国産ワクチンを使える可能性が高い。高齢者は当初計画通り、輸入ワクチンが接種される見通しだ。

新型用ワクチン
 日本で使用されるのは国産2700万人分と、輸入する4950万人分。いずれも2回接種を前提としており、1回接種になれば余った分を他に回せる。輸入ワクチンは国産とは製法が異なっているため、国内でも臨床試験を行ったうえで、有効性と安全性を確認し、年明け以降に接種する。


(つづく)

野菜の缶詰

野菜のすすめ

読売新聞より


(3)備蓄用に乾燥 缶詰に

 非常時の保存食といえば、乾パン、肉などの缶詰、レトルト食品が定番。その一角に、乾燥した野菜や果物の缶詰を加えようというアイデアが実を結びつつある。

 岐阜県羽島市のベンチャー企業「エフ・ジー」と、千葉県山武市の「野菜クラブ千葉」などが、商品化を目指す「乾燥野菜缶詰」だ。農林水産省と経済産業省による農商工等連携事業の一環。低温蒸気加熱乾燥という特許技法により、「乾燥後でも柔らかさがあり、野菜の風味も残っている」(東海農政局)のが特徴だ。

 中身は国産野菜。千葉産のトマトとヤーコン、岐阜産のニンジン、淡路島産のタマネギ、北海道士別市産の大根とブロッコリーの芯の6種類だ。1缶当たり10グラム入りで、乾燥前なら約200グラム相当の野菜が入っている。展示会に試作品を出品しており、年明けから、1缶250?300円程度で販売する予定だ。開発に携わった基礎生体環境研究所主席研究員の斎藤博之さんは、「特殊製法で乾燥させた野菜は、ビタミンCがほとんど分解されず、ビタミンやミネラルを補う保存食として、備蓄に向いている」と話す。

 地震の被災地を対象にした調査によると、震災直後の1か月で入手しにくくなったものとして、野菜を挙げた回答が最も多く、野菜不足も悩みの種となっていた。野菜缶詰は、保存期間が5年と長く、様々な食べ方が出来る。エフ・ジーの前島福夫専務は、「水に1時間ほど浸した後、水を切ればサラダ感覚でも食べられるし、湯を入れ、添付されている塩か好みの調味料を加えれば野菜スープにもなる」と話す。

 リンゴやミカン、柿、キウイ、バナナが入った乾燥果物の缶詰も商品化が進んでいる。健康面にも配慮した備蓄食品として注目されそうだ。(内田健司)


(つづく)

野菜の知識

野菜のすすめ

読売新聞より


(2)学んで食べて「博士」に

 「東京ではカルシウムが豊富な小松菜が有名です。地域によって時期は違いますが、旬の野菜は栄養分いっぱいで、とてもおいしいですよ」

 東京・新宿区立富久小4年生の教室。子どもたちは、講師の「ベジフルティーチャー」の説明に聞き入った。講師が強調したのが、「ベジフルセブン」。野菜は1日どのくらいの量を食べればいいか、ピンと来ない人向けの造語だ。ベジタブル(野菜)の入った副菜を5皿(350グラム)と、フルーツ(果物)2皿(200グラム)で、合計7皿分食べようという試みを指す。

 運動を推進するNPO法人・青果物健康推進協会(東京)は、子どものうちから、野菜の大切さを身に着けてもらおうと、食育活動に力を入れている。今年度は「地元の野菜を知って、野菜博士になろう」をテーマに、野菜博士になるための5か条の心得などをまとめた冊子を作成、各地のJAや生産農家の協力も得て、地元の旬の野菜を活用した授業を行っている。

 授業の後、野菜料理を何皿食べたかを約1週間記録したり、野菜料理作りに挑戦したりする宿題を出し、達成すれば野菜博士のカードがもらえるのも楽しみ。富久小の松田英子教諭は、「様々な野菜をとることの大切さを学んだ子どもたちは、給食でも積極的に野菜を食べるようになる」と効果を話す。

 わかっているようで、食生活での実践に結びつかないのが野菜の知識。大妻女子大の池上幸江教授(栄養学)は、「野菜には食物繊維やビタミン、ミネラルなどの栄養成分のほかに、様々な機能性成分が含まれている。十分に摂取している人は、疾病リスクが低く、健康状態もよいという報告が多い。バランスよく食べるのが望ましい」と解説する。教育が必要なのは子どもばかりではないようだ。

野菜博士心得5か条

 〈1〉毎朝、野菜料理を食べる

 〈2〉野菜を好き嫌いなく食べる

 〈3〉苦手な野菜も使って簡単な料理をする

 〈4〉毎日、野菜料理5皿分以上食べる

 〈5〉野菜の必要性を、家族・友人に伝える


(つづく)

野菜と駅弁

野菜のすすめ

読売新聞より


(1)駅弁で1日の目標の半分

 健康な食生活に欠かせないのが野菜。厚生労働省は1日に野菜350グラムを食べようと呼びかけているが、目標には届いていない。野菜をもっと食べよう。まずは駅弁。

 JR東京駅では、野菜が名前に入った「たっぷり秋野菜弁当」(850円)と、「やさいたっぷり幕の内」(1000円)が連日、弁当売り上げの上位に並ぶ。“たっぷり”というだけに、厚労省が推奨する野菜摂取目標量を、1食で半分以上取れる。

 JR東日本の駅構内16店舗で販売している「秋野菜弁当」は、野菜180グラム入り。2002年9月の発売以来、季節ごとに旬の野菜を入れ替えており、秋野菜には、キノコやサツマイモが加わった。NRE大増(東京・荒川区)で商品開発を担当した、管理栄養士の町みえこさんは「いろいろな調理法を組み合わせ、野菜のうまみを生かし、旬の野菜をたっぷり使用しています。見て、食べて満足してほしい」と話す。

 これに対し、「幕の内」は、新幹線駅構内で、ジェイアール東海パッセンジャーズ(東京・中央区)が販売している。

 同社は、07年3月、健康弁当宣言を発表。品目数が20以上で、野菜は120グラム以上を使用することなど、社内で独自に決めた基準をクリアするのが条件で、「幕の内」は健康弁当の代表格となっている。

 野菜の量は発売のたびに増えてきており、3代目となる現在は、野菜が13種で約230グラム入り。初めてすべて国産野菜を実現した。

 例えば、カボチャは年間供給できないため、12月から4月頃までの間はサトイモにしたり、従来使用していた外国産のアンズに替え、黒豆やナスを使用するようにした。野菜中心にしたことで、カロリーも抑えめだ。

 販売当初は女性客を意識していたが、最近は酒のつまみとして買う男性が増えているという。


(つづく)

高齢者と雇用

生き生き働く会社

読売新聞より


 働き手の高齢化や国の制度の後押しに伴い、高齢者を雇う会社が増えている。60代、70代でも働きやすい職場づくりを進めるため、さまざまな工夫を重ねる先進企業も。そのヒントを探った。(大津和夫)

職住近接

「お客さんとのやりとりが楽しい」と話す。(長野県小川村の「おやき村」で) JR長野駅から車で40分ほど。人口約3100人の長野県小川村に、全国から週1回のペースで、自治体などの視察団が訪れる会社がある。野沢菜などの入った「おやき」を製造する「小川の庄」だ。

 「いらっしゃいませ」。おやきを実演販売している社内最高齢の権田近芳(ちかよし)さん(85)が、威勢のよい声で客を出迎えた。建設関係の仕事を経て、1986年の創業時からここで働く。現在は1日8時間、週5日勤務で月収十数万円。「生きがいを持って暮らせる。海外出張にも行けたし、何より、お客さんの『おいしかった』という言葉がうれしくて」

 社員95人のうち、半数が60歳以上だ。古希を過ぎた社員も14人。社員からは「孫に小遣いをあげられた」「おしゃれをするようになった」「体調がよい」との声が聞かれる。

 高齢者が生き生き働けるよう、様々な工夫も凝らしている。例えば、あえて村内8か所に事業所を点在させたこと。歩いても通えるからだ。権田公隆(こうりゅう)営業課長は「1か所に集中させた方がコストは安いが、働く側の利便を重視することが、結果的に息の長い会社づくりにつながる」と、職住近接の意義を力説する。

 午後3時から30分間は「おやつタイム」だ。「金を稼ぐことだけが仕事の目的ではない。気心の知れた仲間とのおしゃべりも大切でしょう」と権田課長。段差があった場所に昇降機を設置したり、機械の導入で作業の簡素化に取り組んだり。欧米への海外出張もあり、社員の大半はパスポートを持っている。

 「わが社の宝は、じいじ、ばあば社員。高齢化、過疎化が進んでも自然に笑顔の出る職場にすることで、良い商品が生まれ、地域も活性化するはずです」

複数の勤務時間
 ビル清掃などを手がける「鳴門美装」(徳島県鳴門市)では、社員65人のうち、約4人に1人が60歳以上で、13の勤務パターンを用意している。1日6時間40分をベースに、始業時間や勤務時間を細かく分類。社員がそれぞれ、体力、意欲などに応じて選択できる。定年は65歳だ。

 この業種は仕事がきつく、若者から敬遠されがちだ。松本英昭社長は「高齢者の活用が会社の行く末を決める」と判断。高齢の社員の意向を聞いて10年以上も前に勤務制度を整えた。「意欲の高い高齢者は会社の戦力ですから」と話す。

わが社なら…
 これらの2社はいずれもモデル企業。そもそも一般の会社が知りたいのは「わが社ならどうすればよいか」という点かもしれない。高齢・障害者雇用支援機構(東京)では、社会保険労務士ら全国に470人の高齢者雇用アドバイザーを配置。賃金や定年引き上げなど高齢者が働きやすい環境づくりについて無料で相談に応じている。

 法政大の戸苅(とがり)利和客員教授(雇用政策論)は、「少子高齢化で、経済や社会保障の支え手不足が懸念されている。高齢者雇用を進めることは企業、社会保障、経済の活力維持に不可欠」と強調。「日本の高齢者の就業意欲は国際的に高く、企業は多様な勤務形態や作業環境の改善などを進める必要がある。国は積極的に先進企業のノウハウを提供したり、高齢者を雇う企業への助成を拡充したりするべきだ」と説いている。


◆高齢者雇用の参考情報
 「小川の庄」(http://www.ogawanosho.com/)
 「高齢・障害者雇用支援機構」(http://www.jeed.or.jp/)


(つづく)

認知症診断、早期発見

認知症診断に新手法、早期発見に光 京都府立医科大学

産経新聞より


 長期的な記憶をつかさどる前頭葉の活性度を調べることで、認知症につながる脳の機能低下を早期に発見できる新しい診断方法を、京都府立医科大学(京都市上京区)の中川正法教授(神経内科学)らが開発し、14日発表した。近赤外光で脳の活動を解析する検査機器を活用した新手法で、20日から週1回、診断を始めるという。中川教授は「認知症の早期発見だけでなく、未然防止につながる可能性もある」としている。

 認知症診断では、口頭テストと磁気共鳴画像装置(MRI)による診察で、脳に委縮(いしゅく)がないかなど形態の異常を調べる方法が一般的。中川教授らは、これに加えて、同機器を使った検査を取り入れた。

 新手法では、光ファイバーで解析用パソコンにつながれたバンドを頭に取り付け、1分間に動物や野菜の名前を任意にできるだけ多く言う検査を数回実施。その間、光ファイバーから近赤外光を前頭葉に流し、どれだけ活発に動いているかを調査する。調査の結果、認知症で脳の形態異常より先に現れる機能低下をキャッチすることができ、早期発見につながるという。

 入院患者ら約10人にテストしたところ、数人について軽度の認知症が確認できたといい、中川教授は「早期認知症を見つけるのはMRIだけでは限界があった。認知症治療の進展につなげられれば」としている。

 新検査は予約制で実施。費用は1人10万円。問い合わせは同大学病院管理課((電)075・251・5233)へ。


(つづく)

医療通訳

「医療通訳」普及進まず

読売新聞より


民間団体の育成頼み
 日本語が不自由な外国人が医療機関で受診する際に、医師との意思疎通を助けるのが医療通訳だ。日本で暮らす外国人の増加とともにニーズも高まっているが、なかなか普及が進まない。(飯田祐子)

ポルトガル語を通訳


 「何か、ほかに気になることはありますか?」。愛知県西尾市の診療所「山田産婦人科」を、子宮がん検診のために訪れたブラジル人女性に、日本人の医師が語りかけた。「いま34歳で、出産経験がありません。来年、出産したいと考えているのですが、何か検査を受けておいた方がいいですか?」という質問に、「今のところは、特に検査などは必要ありませんよ」と答えると、女性はほっとした表情でうなずいた。

 日本語、ポルトガル語の会話を取り持っていたのは、医療通訳の鈴木マーガレッチ若子さん(47)。ブラジル育ちの日系3世で、日本語とポルトガル語、スペイン語を使いこなす。

 同市周辺には、日系ブラジル人を中心に、自動車部品などの製造業で働く若い外国人が数多く住んでいる。鈴木さんが同診療所で最初の医療通訳として働き始めた16年前は、外国人の出産は年に数人だった。医療通訳の存在が知られるようになると、他県からも訪れるようになり、昨年は150人ほどの外国人が出産。現在は、4人の医療通訳が、英語、ベトナム語にも対応している。

 先月末、長男を出産したブラジル出身のハラ・セレステ・カオルさん(27)は、「初めての出産で分からないことばかりだったが、鈴木さんが分娩(ぶんべん)にも付き添い、『赤ちゃんの頭が見えてきたから、あと少し』などとポルトガル語で状況を説明してくれたので、パニックに陥らずに済んだ」と話す。

理解と支援が課題
 「言葉の壁」は、誤診や医療事故にもつながりかねず、通訳によって診療がスムーズになれば、医師の負担も軽減される。日本で暮らす外国人は220万人を超え(2008年末現在)、医療通訳の必要性は増す一方だ。

 医療通訳を求める声に応じ、NPO法人「多言語社会リソースかながわ」(横浜市)は、神奈川県などと協力し、10言語の医療通訳を医療機関に派遣している。京都市などでも、自治体と民間団体による派遣事業が行われているほか、病院が職員やボランティアとして採用するケースもあるが、まだ少数派だ。

 公的な資格制度はなく、人材育成には、民間団体などが独自に取り組んでいる。鈴木さんは、「専門用語や医療倫理、各国の文化など、幅広い知識が必要だが、研さんは、ほとんど自主努力に任されている。患者から金銭面の相談を受けるなど、対処に困ることが起きても、周囲の理解が乏しく、一人で悩んでしまう人も少なくない」と、支援の必要性を訴える。

 今年2月には、医療関係者や民間団体のメンバーらが、初の全国組織となる「医療通訳士協議会」を設立した。会長の中村安秀・大阪大教授(国際保健学)は、「医療通訳は高い専門性を求められ、人命にかかわる責任を負う。その役割をボランティアのみで担うのは難しい。報酬と身分を保障し、プロフェッショナルを育成する必要がある」と話している。


◇NPO法人「AMDA国際医療情報センター」(センター東京(電)03・5285・8088、センター関西(電)06・4395・0555)では、電話による医療通訳を7言語(関西は4言語)で実施しているほか、外国語が通じる医療機関の紹介も行っている。

◇NPO法人「多言語社会リソースかながわ」((電)045・314・3368)http://mickanagawa.web.fc2.com/

◇医療通訳士協議会 http://jami.hus.osaka-u.ac.jp/


(つづく)

子供の体力

子供の体力、回復傾向明らかに…文科省調査

読売新聞より


体力なし世代、成長しても体力なし
 「体育の日」を前に、文部科学省は11日、2008年度の体力・運動能力調査の結果を公表した。子供の体力は前回調査に続いて回復基調を示しており、下降線をたどっていた子供の体力が上向いている実態が鮮明になった。

 一方、小中学生のころ体力がなかった世代は、大人になってもほかの世代より体力が乏しいことも分かった。

 調査は1964年度から毎年行われ、今回は昨年5月?10月、6歳から79歳の男女約7万人を対象に実施された。

 子供の体力は、最も高水準だった1985年ごろには及ばないものの、08年度までの10年間の傾向を見ると、8種目で調査した11歳(小6)では男子が上体起こしなど3種目、女子が反復横跳びなど5種目で向上。9種目で調査した13歳(中2)でも男子5種目、女子6種目で向上するなど、小学校高学年以上は体力が回復する傾向を示していた。同様の傾向は前回調査(07年度)までの10年間でもうかがえ、子供の体力が回復基調にあることがより明確になった。

 今回の調査では、子供の体力低下が著しかった2000年前後に小中学生だった19歳について、35歳、50歳の人が19歳だった時のデータと比較したところ、男子の持久走(1500メートル)でタイムが26?34秒遅いなど、今の若者の方が体力がない傾向がうかがえた。

 35歳と50歳の人は、それぞれ子供の体力が向上していた70年代、ピークを迎えた80年代に小中学生だった世代。子供時代の体力水準が大人になっても影響していることが裏付けられた。

 体を動かすことに親が積極的であるほど、子供の体力向上につながることが日本学術会議の提言で指摘されており、順天堂大学の内藤久士教授(運動生理学)は「自分の体力向上に不熱心だった若者が親になれば、体力のない子供を再生産しかねない」と話している。


(つづく)

後期高齢者医療制度

後期医療12年度末まで 新制度へ準備 厚労相方針

朝日新聞より


 長妻昭厚生労働相は10日、75歳以上が対象の後期高齢者医療制度(後期医療)の廃止時期を12年度末とし、13年度から新制度に移行させる方針を固めた。高齢者医療を抜本的に改めることをめざしているため、保険料を徴収する自治体の準備期間が必要と判断。有識者らを交えた検討会を近く立ち上げ、新制度の設計を本格的に検討する。

 長妻氏は、就任直後に後期医療の廃止方針を表明。10日に厚労省幹部らと省内で協議し、現行制度を即時廃止して以前の老人保健制度に戻すことは断念。現行制度は新制度が立ち上がるまでは続ける方針を確認した。

 新制度移行まで約3年半かかるのは、現行制度で保険料徴収の窓口となっている市区町村が大規模なシステム改修に対応しなければならず、高齢者らに新しい仕組みを徹底して説明する必要があるからだ。今後2年程度で準備を進め、11年度中に後期医療廃止を含む関連法案の国会成立をめざす。

 老人保健制度から後期医療への移行では、制度づくりに10年以上かかり、関連法が成立してから実施まで2年近くを要した。

 長妻氏は9日の記者会見で新制度移行について、「拙速に物事を進めると患者、保険者、自治体が混乱する」と強調していた。制度設計は外部の有識者や自治体関係者でつくる検討会に委ねるが、年齢による区別をやめ、急激な保険料負担増を抑えることなどを基本方針とする。

 民主党はマニフェスト(政権公約)で、サラリーマンによる被用者保険と自営業者らによる国民健康保険を段階的に統合し、将来、地域保険として一元化することを掲げているが、今後の高齢者医療の見直しをふまえ、再編がどう進むかは未知数だ。

 一方、厚労省は新制度移行までの間、低所得者で最大9割保険料を軽減していることなど、現行の負担軽減措置は継続する。このため、来年度概算要求に3千億円程度を盛り込む。また、来年度は2年ごとの保険料改定に当たっており、保険料上昇を抑えるため公費を投入する検討も始めている。

     ◇

 〈後期高齢者医療制度〉 75歳以上の後期高齢者の医療を別建てにした制度で、昨年4月に導入された。公費で5割、現役世代の保険料で4割、都道府県ごとに設定される後期高齢者の保険料で1割をまかなう。高齢者と現役世代の負担割合を明確にすることで、医療費の抑制を図る狙いがある。対象となる高齢者の不満を受け、低所得者などに負担軽減措置が取られている。保険料の年金からの天引きに反発が強く、今年4月から原則として口座振替か天引きか選べることになった。


(つづく)

認知症と医療

認定看護師 「行動」見極め

読売新聞より


認知症踏まえて治療体制


 心臓病や糖尿病など病気の治療が必要な高齢者が、認知症を抱えているケースは少なくない。必要な治療を進めるには、症状を訴えたり治療を理解したりするのが難しい認知症の人の特性に応じた、看護や支援体制づくりが欠かせない。認知症看護の専門知識・技術を持つ認定看護師の活動を追った。(本田麻由美)

施設から緊急入院
 「今日は車いすで散歩したのですね」

 東京都板橋区にある東京都健康長寿医療センターの内科病棟。認知症看護認定看護師の資格を持つ白取絹恵さんは、フサ枝さん(仮名、84)の病室で声をかけ、状態を確認した。

 同センターは心疾患やがん、認知症など高齢者に多い病気を中心に、救急医療も担う高齢者専門の医療機関だ。フサ枝さんは10日前、肺炎で高熱を出し、入所している介護施設から救急車で緊急入院した。夜は眠らず、大声で叫ぶなど混乱がひどく、点滴を抜こうとするなどの行動が見られた。そこで、治療チームから相談を受けた白取さんは、その日から、病室を定期的に訪ねて、状態や受け答えの変化を確認。専門医による認知症との診断のもと、介護者から聞き取った生活背景や持病も考慮して、病棟看護師らに治療を進める際のケア方法などを提案している。

 「認知症だから仕方ないという思い込みが、適切な対応ができなくなる一番の原因」と、白取さんは強調する。大声を上げ暴れても、高齢者に多い環境の変化による一時的な混乱や、病気の悪化を示すサインの場合もある。これを見極めないと、病気を見逃したり、認知症を悪化させて退院することになりかねない。その結果、家族や施設側の受け入れが困難になり、元の生活に戻れないこともある。

不足するスタッフ
 現在、約200万人といわれる認知症高齢者は、2015年には約250万人に急増すると予測されている。その対応が迫られる中、「最大の課題は、認知症をきちんと診断できる医師、本人や家族の立場にたってケア方針を立てられる医療スタッフが絶対的に足りないことだ」と、同センターの井藤英喜センター長は指摘する。介護保険の開始で認知症の人の生活を支える場や人材は増えつつあるが、「認知症の人の病状管理が適切にできるだけでなく、病院と在宅医療の橋渡しや、訪問看護、介護を連携させた生活支援の分野でも、専門的な知識・技術を持つ看護師の養成は、現状の専門家不足や連携不足の解消に大きな意味がある」と、井藤センター長は説明する。

 だが、認知症看護認定看護師は05年度から養成が始まったばかりで、全国に94人しかいない。慶応大の太田喜久子教授(老年看護)は、「急性期病院では、独居で認知症ケアの必要性を見逃されていたり、家族だけで抱え込んでいる例を見いだして適切な介護サービスに結びつける役割も担うほか、介護施設や地域の訪問看護の場でも必要性は増している。まだ教育施設が少なく、養成数が限られているのが悩み」と話す。また、都健康長寿医療センターでは、資格を持つ看護師の専門性をいかすため、専門分野に専従して働ける環境や資格手当を導入しているが、太田教授は「それはまだ少数派」と指摘する。今後、専門性が発揮できる雇用環境の整備や、雇用する側の医療機関などへの動機付けが課題だ。

認定看護師
 質の高い看護師を養成するため、1995年に日本看護協会が創設した資格。実務経験5年以上などが審査を受ける条件。5年ごとに更新審査が行われる。現在、「認知症看護」のほか「感染管理」「緩和ケア」など19分野あり、約5800人が認定されている。認定看護師の所属施設等は、日本看護協会のホームページ(http://www.nurse.or.jp/nursing/index.html)で調べることができる。


(つづく)

乗り物酔いとショウガ

乗り物酔い

読売新聞より


(4)ショウガ 吐き気を抑制
 乗り物に酔いやすい人は、酔い止め薬を服用することも効果的だ。市販の酔い止め薬の多くは、自律神経の働きを調整する抗ヒスタミン剤が主成分。一部には吐き気を催さないよう胃腸の働きを抑える成分を含む薬もある。

 エスエス製薬学術営業研修部の伊藤淳さん(40)は酔い止め薬の一般的な使い方について、「乗る30分前に、多めの水か、ぬるま湯で服用してほしい」と話す。飲んで「大丈夫」という気持ちになることも、効きを良くするのに大切だという。効果は商品によって異なるが、1錠で4?10時間程度持続する。

 専門医がいる医療機関では抗ヒスタミン剤だけでなく、抗不安剤や脳血流抑制剤など数種類の薬を処方してくれる。目白大学に併設するクリニック院長で、同大言語聴覚学科の坂田英明教授(耳鼻咽喉(いんこう)科学)は、「市販薬と違い、その人を診た上で症状や体質に合わせて薬の組み合わせや量を決めるため、高い効果が得られる」と話す。

 一方、できるだけ薬に頼りたくない人には、ショウガをとることを勧めたい。ショウガの辛み成分であるジンゲロールには吐き気を抑える働きがある。おろしたショウガを入れ、砂糖で味付けたショウガ湯が手軽だ。ショウガ生産量全国一の高知県園芸連の川島博さん(29)は、「ショウガの蜂蜜ドリンクは暑い夏や体を温めたい冬にぴったりです」とPRする。

 北見ハッカ記念館(北海道北見市)の佐藤敏秋施設長は「ペパーミントの葉を使ったにおい袋もいい」と話す。におい袋を携帯し、時々鼻に当ててかぐことですっきりとした気分になる。ミントの精油をハンカチに染み込ませる方法もある。精油は刺激が強いので、数滴で十分だ。(小日向邦夫)

 (次は「野菜のすすめ」です)

 ◎ショウガの蜂蜜ドリンクの作り方(4人分)

 〈1〉ショウガ100グラムをたわしで洗い、水気を切った後、スライスする。

 〈2〉容器にスライスしたショウガと蜂蜜150グラムを入れ、3?5時間、冷蔵庫で冷やす。

 〈3〉コップに《2》を大さじ4杯入れ、冷水か、お湯で割る。
(ポイント)皮に辛みの成分が集まっているので、皮をできるだけ残すようにむく。

 ◎ペパーミントのにおい袋の作り方

 〈1〉市販のペパーミントの葉に、レモンバーム、ジャーマンカモミールを加えて適当な瓶などに入れ、混ぜる。調合割合はお好みで。

 〈2〉調合した《1》を、布製などの小袋に入れて封をする。


(つづく)

乗り物酔い

乗り物酔い

読売新聞より


(3)乗る前 ツボ指圧が効果

 乗り物に乗る職業の人々は、酔わないコツを知っているのだろうか。

 はとバス広報室の山田歩さん(35)は、「カリカリとした梅干しやスルメ、ガムなど歯ごたえのある食べ物をかむといい」と、バスガイドの実践例を教えてくれた。気分が悪く、自律神経のバランスを崩しているときは口の中が乾く。そこで、梅干しなどを食べて唾液(だえき)を出せば改善するという。

 山田さんは、「最近のバスは昔に比べて振動が少ないなど、乗り物自体の性能が上がっている。心配せずに乗車してほしい」と付け加える。やはり「気の持ちよう」も大切なようだ。

 岩手県宮古市の漁業佐々木誠さん(51)は、「コップにひとつまみの塩を入れた水でうがいするといい」と経験を話す。口の中をすすいでさっぱりさせれば、気分もすっきりするという。船に乗る場合は、座るよりも立った方がいい。揺れを吸収するようにひざを軽く曲げる姿勢も勧めるが、これは慣れが必要だ。

 では、押すと酔いにくいツボというのはあるのだろうか。日本指圧専門学校の教務主任の黒沢純一さん(41)は「乗り物酔いには、消化器系の症状を和らげるツボに『内関(ないかん)』というのがある」と紹介する。

 乗り物に乗る30分ほど前に、左右の腕の内関を20?30回ずつ、親指の腹で優しく押すといい。内関の上に米粒を置き、ばんそうこうなどで固定してもいい。

 気分の悪いときには、足にある「築賓(ちくひん)」というツボも効果的だ。動揺を鎮める作用があるとされるツボには、頭頂部の「百会(ひゃくえ)」がある。指圧は道具いらずで手軽にできるので、試してみてはいかがだろうか。


(つづく)

乗り物酔い

乗り物酔い

読売新聞より


(2)平衡感覚 四股で鍛える

 体操選手やフィギュアスケートの選手が競技中にいくら回転しても平気なのは、日々の練習で揺れなどに慣れているためだ。

 乗り物酔い防止の訓練にも使えそうだが、普通の人は難しい。

 「それなら四(し)股(こ)がいいですよ」というのは、元力士・一ノ矢の松田哲博さん(48)。四股のトレーニング法を紹介する著書もある松田さんによると、四股は片方の足を高く上げるため、平衡感覚を養うのに最適。専門医も推奨するトレーニング法だ。

 四股は自宅や屋外でもでき、広い場所もいらない。道具を使わず、やり方を覚えれば誰でも手軽にできる利点がある。乗り物酔い防止だけでなく、体の内側の筋肉「インナーマッスル」も鍛えられ、体の柔軟性を高める効果もある。

 ポイントは足ではなく、インナーマッスルを使うようなイメージで足を上げること。無理に足を高く上げる必要はなく、体の軸がまっすぐなままバランスが保てる高さにとどめ、慣れたら徐々に上げていこう。松田さんは「姿勢やインナーマッスルを使っていることを意識して行えば、1日10回もやれば十分」と語る。

 投げられた時のけがを防ぐため、相撲の稽古(けいこ)で行う「受け身」も乗り物酔い防止のトレーニングにいいという。方法はでんぐり返しと同じだが、相撲の場合は手を使わず、背中を右肩から床に付けるようにして転がる。難しければ普通のでんぐり返しでもいい。

 松田さんによると、力士は場所や巡業でバスなどで移動する機会が多いが、乗り物酔いする人はほとんどいないという。「土俵で巨体同士がぶつかる相撲はいわばバランスを競うスポーツ。日々の稽古が乗り物酔いに強い体を作っている」と、松田さんは話している。


(つづく)

乗り物酔い

乗り物酔い

読売新聞より


(1)情報に「ズレ」脳が混乱

 秋は行楽のシーズン。車やバスなどに乗る機会も多いが、乗り物に弱い人にとって移動時間は憂うつだ。乗り物酔いに「克(か)つ」方法を紹介する。

 乗り物酔いが起きるのは、乗り物による加速や揺れなどで、目や足の情報のほか、平衡感覚をつかさどる内耳にある三半規管の情報にズレが生じることで脳が混乱するためだ。その結果、内臓をコントロールする自律神経の働きが不安定になり、頭痛や吐き気を催す。睡眠不足や低血圧、「酔ってしまうかも」という不安も、自律神経に変調をきたす原因となる。

 「『乗り物酔い』撃退ブック」(マキノ出版)の著者で、目白大学教授(耳鼻咽喉(いんこう)科学)の坂田英明さんは「乗り物酔いを撃退する7か条」を提唱している。そのキーワードは、〈1〉暗示〈2〉睡眠〈3〉服装〈4〉位置〈5〉姿勢〈6〉薬〈7〉アルコールだ。

 なかでも暗示の効果を強調し、「例えば子どもの場合、親が『あなたは酔いやすいから』と心配するほど酔いやすい。リラックスした気持ちで、自分は大丈夫だと信じることが大切」と語る。

 その上で、十分な睡眠を取り、腹回りなどを締め付けないゆったりとした服を着て、バスの前方や船の中央など振動や傾きの少ない席に座ることを心がけたい。

 座る際にはあごを引く。三半規管の中にはリンパ液があり、あごを引けば液の動きを抑えられ、酔いにくくなるからだ。視線は進行方向や遠くの景色に向ける。酔い止めの薬を服用するのも一策だ。大人の場合には、少量のアルコールを摂取するのもいい。

 中には様々な試みをしても、一向に乗り物酔いが改善しない人もいる。坂田さんは、「その場合は耳や脳の病気の可能性もあり、専門の医師に相談を」と話している。


(つづく)

生活を楽しむ

「生活楽しむ男性」脳卒中などになりにくい

読売新聞より


 生活を楽しむ意識の高い男性ほど脳卒中や狭心症などを発症する危険性が低いことが、厚生労働省の研究班の調査でわかった。

 岩手、長野など8県の40?69歳の男女12万人を12年間追跡調査したもので、女性では明確な差は見られなかった。

 琉球大学の白井こころ准教授(公衆衛生)らは、調査対象のうち、循環器疾患やがんの既往症がない約9万人のデータを分析。アンケートで「生活を楽しんでいますか?」と尋ね、楽しむ意識を高・中・低に3分類した。その結果、生活を楽しむ意識が低い男性は、脳卒中を発症する危険性が1・22倍、死亡率は1・75倍高かった。狭心症、心筋梗塞(こうそく)を発症する危険性は1・28倍で、死亡率は1・91倍だった。

 白井准教授は「生活を楽しむ前向きな人はストレスへの対応が上手なため、脳卒中などになりにくいのだろう。男性はストレスに弱い傾向があり、効果がはっきり出たと考えられる」と分析している。


(つづく)

若年性認知症

若年認知症の相談電話 コールセンター始まる

朝日新聞より


 65歳未満でアルツハイマー病などを発症する若年性認知症に関する悩みや相談にこたえる「若年性認知症コールセンター」が、1日から始まった。相談先が少ないため、国が初めて開設した。

 認知症介護技術などの研究拠点「認知症介護研究・研修大府センター」が運営し、認知症介護の経験を持つ元看護師や介護福祉士らが相談を受ける。電話はフリーダイヤル(0800・100・2707)。受け付けは月曜から土曜日の午前10時?午後3時で、年末年始・祝日は休み。


(つづく)

爪の水虫

爪をいたわる

読売新聞より


(4)爪の水虫 飲み薬で治療

 足の水虫に悩む人は多い。爪も、気付かないうちに水虫にかかっている場合がある。日本臨床皮膚科医会(東京)が昨春、全国の皮膚科などで調査したところ、水虫の治療以外で受診した患者のうち、10人に1人が爪水虫にかかっていた。

 爪水虫は、水虫の原因となる白癬(はくせん)菌が足の爪の中に侵入して起きる。爪だけが水虫になることはほとんどなく、まず足の裏や指の間の皮膚が水虫になり、その後、白癬菌が爪の根元や両端、先端から爪の中へ侵入する。皮膚の水虫歴の長い人ほど、爪水虫になっている可能性が高い。

 爪水虫は、皮膚の水虫と違ってかゆみがないため気づきにくい。放っておくと、爪が厚くなって皮膚に食い込み、痛みを伴うこともあるという。

 哲学堂くすのき皮膚科(東京)院長の楠俊雄さんは「皮膚の水虫が治ったと思っても、爪にうつっていることがある。気付かずに油断して、爪から体の別の部位や家族にうつってしまうことがある。皮膚の水虫以上に注意が必要です」と指摘する。

 爪が黄白色に濁ってきたら、爪水虫の可能性が高い。皮膚科に行くと、爪を削り取って顕微鏡検査をしてくれる。「爪水虫は見た目だけでは判断できない。別の病気の場合の可能性もありますから、黄白色に濁ったら、ぜひ受診してください」と楠さん。

 皮膚の水虫は塗り薬で治療するが、塗り薬は爪には浸透しにくいため、爪水虫の治療は飲み薬で行う。血流に乗って体の中から白癬菌に作用して死滅させ、爪が生え替わる間に治していく。

 以前は、飲み薬を6か月間、毎日1回、1錠ずつ服用する必要があった。最近は、3か月の服用で治る薬も普及している。1日に2回、計8カプセルを1週間飲み続け、3週間休むというサイクルを3回繰り返す。

 楠さんは「治療が長期に及ぶため、長続きせず、途中で服用をやめてしまう人が多かった。今は短期間で治せるようになった。短期決戦で治しましょう」と助言する。


(つづく)

子供と生活習慣病

採血で脂質、尿酸値など確認

読売新聞より


小学生も生活習慣病ケア

 「住民参加による健康的な地域づくり」に取り組む自治体が増えている。北海道の中央部にある奈井江町では、小学生も、生活習慣病を予防する健康診断などを受診している。(内田健司)

 奈井江町立江南小のプレイルームに9月初めの放課後、3年?6年生の子どもたちが集まってきた。身長、体重、体脂肪測定に続いて血圧検査、問診を行い、学校医の先生による診察の後、最後に血液検査を実施する。生まれて初めて採血を体験する子どももいるため、看護師さんは「痛みでショックを覚えないように」と細心の注意を払っていた。

 5年と3年の2人の子どもを受診させた母親(38)は「下の子がちょっと太り気味だったものですから」と明かす。検査結果が出たら、子どもとともに町の保健センターへ。説明を聞きながら保健師の指導を受けることになる。今年は10月初めまでに、小学3年生から高校生まで230人の希望者が受診する予定だ。

 この健診は2003年度から続けられている。厚生労働省と国民健康保険中央会のモデル事業だったが、それが終わった後は、開業医や学校の協力を得ながら町独自で行っている。
地域ぐるみで 血液検査によってコレステロールや中性脂肪、肝機能、尿酸値などのデータが手に入る。07年度には〈1〉小学生の受診者のうち、4人に1人が肥満傾向〈2〉中学生では3人に1人の尿酸値が高く、女子はやせ気味――がわかった。聞き取りから「夜更かしや運動不足の傾向があり、野菜の取り方が少ない」ことも確認できた。

 こうした検査結果を踏まえ、町では、パンフレットや健康手帳などを活用しながら、食生活を見直すためのクッキング教室を開いたり、健診後の保健、栄養指導に力を入れたりしている。北良治町長は「わが子に健康上の問題があれば親も真剣になって生活習慣を改めようとする。健診を通じて家族、地域ぐるみの健康づくりが進むわけです」と効果を力説する。

 生活習慣を考える際、子ども時代の検査データが将来、何かの役に立つ可能性もある。保健師の鈴木久枝さん(40)は「町ではライフサイクルに合わせた健康づくりを目指している。ぜひ子どもの時から生活習慣のことを考えるように健診を受けてほしい」と受診を勧める。
親への啓発にも 他の自治体でも、子ども時代から継続的に健診を受けるような保健事業に取り組んでいる。

 例えば群馬県。中之条町が08年度から小学5年生を対象に採血を含む健診を始めたほか、県が07年度に始めた当時の小学4年生に対する生活習慣病健診を同県医師会で継承、今年度は6年生の採血を行って健康指導に役立てようとしている。宮城県涌谷町では中学生の骨密度を調べている。

 小児の生活習慣病予防に力を入れている浜松医大の中川祐一准教授(小児科)は「糖尿病やコレステロールなど検査数値を見ないとはっきりとは言えないこともある。ただ、子どもに対する健康指導は、親への啓発につながる。それを継続すれば、やがて住民や学校現場に、健康に対する意識が広まっていくでしょう」と話している。

 
 ◇奈井江町のライフサイクルに沿った住民主体の健康的な地域づくりの取り組みは、損保ジャパン総研(http://www.sj-ri.co.jp)のディジーズ・マネジメント・レポーターNo.13に詳しい。
 ◇全国国民健康保険診療施設協議会(http://www.kokushinkyo.or.jp/)が今年3月にまとめた「子どもの生活習慣病対策ネットワーク事業報告書」も参考になる。


(つづく)
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