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アルコール・ハラスメント

「イッキは拒否!」酒の強要防止の手ぬぐい配布

読売新聞より


 この時期、歓迎会などで大学生ら若者が酒を飲む機会が増える。命を奪う恐れのあるイッキ飲みや酒の強要も後を絶たない。

 防止活動を行う民間団体が、身を守るためのグッズを無料で配布している。

 配布を行うのは、イッキ飲み防止連絡協議会(東京)。急性アルコール中毒などで大学生の子どもを亡くした親らが1992年に結成した。飲酒の強要などの迷惑行為「アルコール・ハラスメント」(アルハラ)の防止キャンペーンを、毎春行っている。

 今年は、「アルハラ御法度(ごはっと)手ぬぐい」2000枚を希望者に配布する。34センチ×90センチの手ぬぐいで、四隅に「イッキは拒否!」「体質的に駄目!」などのメッセージが書かれている。飲み会などで、相手に見えるように差し出したり、コップに巻いたりして、アルハラを防ぐことができる。

 学生だけでなく、保護者や新社会人、居酒屋からの問い合わせも多い。同協議会の携帯電話サイトからメッセージの画像を無料で取り込み、待ち受け画面とすることもできる。

 同協議会によると、昨年4月から今年3月までに全国の大学生4人が、急性アルコール中毒などで命を落とした。いずれも、強い酒を速いペースで大量に飲んだり、酔いつぶれた人を放置したり、といった共通点があったという。

 同協議会は「現状を把握して解消に努めたい」と、ホームページや携帯サイトで「緊急全国学生アルハラWEBアンケート」も実施。大学生らに協力を呼びかけている。

 手ぬぐいの申し込み、問い合わせはイッキ飲み防止連絡協議会事務局(03・3249・2551)へ。ホームページのアドレスはhttp://www.ask.or.jp/


(つづく)
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都会で朝市

都会で「朝市」…野菜も魚も、笑顔も一級品

読売新聞より


直売店では、生産者と消費者との会話もにぎやかだ(東京・渋谷のファーマーズマーケット@UNUで)=工藤菜穂撮影 農林水産物を生産者がじかに売る直売所が都会で増えている。「都会の朝市」とも呼べるこうした直売所は、生産者の顔が見えることや、鮮度、品質が売りものだ。一度、のぞいてみては?(経済部 金田浩幸)


 東京都渋谷区の国連大学前広場で週末ごとに開かれる「ファーマーズマーケット@UNU」には、全国各地から集まった生産者らが自慢の野菜や果物などを特設テントの下に並べる。九州や東北の農家が出店することもあれば、地方の農家が東京近辺に住む親類や知人に出店依頼して収穫物を託すこともある。

 形が不ぞろいだったり、いびつだったりして、スーパーに並ぶものより安い商品もあるが、この市場に並ぶのは、有機農法など生育方法にこだわった高品質な商品が多い。消費者の反応を探るため、実験的に育てた新種や珍しい野菜などを並べることもある。

 マーケットを運営するのは、地域活性化事業なども手掛けるマーケティング会社の「マインドシェア」。

 取締役の川畑博さんは「かつての直売所の商品は、新鮮だけれど傷物だったりする二級品のイメージが強かったかもしれないが、最近は、むしろ、味や品質の面で一級品が多い」と話す。

 こうした都会の直売所は、食品の安全・安心を求める消費者と、都市部に直接販売したい生産者の両方の利益が合致して、増えているようだ。東京だけでなく、大阪、福岡、札幌、仙台などにもある。運営主体は会社だったり、特定非営利活動(NPO)法人だったり、農協だったりと様々だ。


(つづく)

競歩式ウォーキング

「競歩式」で楽に歩こう

 健康作りのためにウオーキングをする人が増えているけれど、「競歩式ウオーキング」っていうのがあるんだって?

 「競歩」と聞くと、腰をプリプリ振って歩く姿が頭に浮かび、「大変そう」と思う人がいるかもしれない。

 「いいえ、競歩のフォームは、長い距離を速く歩き続けることを追究して生まれたので、体の使い方に無駄が少なく、実は疲れにくいのです」

 こう説明するのは、競歩日本記録保持者(20キロ=1時間19分29秒)で、東大生涯スポーツ健康科学センター技術補佐員の柳沢哲(さとし)さん。五輪代表だった歩きの専門家は「体力に自信のない人にこそ、参考にしてもらいたい」と話す。疲れにくいので、故障も少なく、継続しやすい、というわけだ。

 競歩式ウオーキングの特徴はどこにあるのだろう――。柳沢さんによると、最大のポイントは、ける(体を押し出す)動作を意識することだ。

歩幅 後ろに広く
 よく「歩幅を大きく」などと書かれた解説書を見て、足を前に大きく踏み出す人がいるが、遠くに足をついてしまうと、それがつっかえ棒になって、前に進みにくくなる。これだと体力を消耗しやすい。「歩幅を大きく」は間違いではないが、前に大きくではなく、後ろに広げる感覚だ。

 ける動作をしっかり行おうとすると、背骨を軸にして、骨盤が回転する。これが独特の腰の動きにつながる。競歩選手のフォームは、重心をけり足に乗せて、体をしっかり押し出す動作を突き詰めた結果、腰の左右が上下動している。みぞおちに足の付け根があるつもりで歩くと、骨盤がうまく動きやすいという。

 ただし、「一般愛好家が最初から完璧(かんぺき)に骨盤を動かそうとしなくてもよい。しっかり体を押し出す意識を持つだけでも、スムーズになるでしょう」と柳沢さん。ダイナミックに腰を動かすことに照れがある人も心配しなくて大丈夫のようだ。

週1?3日が理想
 同センターでは昨年、40?70歳代の男女36人を集め、2か月間、週2回3キロの競歩式ウオーキングを試してもらった。すると、33%が「歩行後、疲れにくくなった」、45%が「やや疲れにくくなった」と回答。また、歩行速度についても、「とても速くなった」20%、「速くなった」48%、「やや速くなった」29%と、楽に速く歩ける効果が確かめられた。

 参加した千葉県の主婦(68)は「以前は3キロも歩こうなんて思わなかったけど、歩くのが苦にならなくなり、今も続けています。血圧も下がりました」と言う。

 週に1?3日できれば理想的。「荷物があると体のバランスが崩れ、正しい姿勢を作りにくい。最初は20分程度でもよいので、なるべく手に何も持たずに、ウオーキングに専念してほしい」と柳沢さんは話す。(高橋圭史)

ける動作と姿勢を意識

 柳沢さんの指導で、「競歩式ウオーキング」を試してみよう。

 まずは基本姿勢。横から見て、頭、肩、腰、ひざ、かかとが一直線になった状態だ。この姿勢のまま、体をやや前傾させ、重心を前に移しながら、歩き始める。腰が曲がらないように注意。


 最初はける(体を押し出す)動作と姿勢だけ意識しながら歩く。前に大きくではなく、後ろに大きくがポイント。

 慣れてきたら、腕振りも意識。主に後ろに引くことを意識する。ひじを曲げた方がスピードが出やすいが、肩に力が入らないようにする。初心者は、力まないよう、腕はだらりとリラックスした方がよい。

 詳しくは、柳沢さんの著書「競歩式最強ウォーキング」(エクスナレッジ、1600円=税抜き)に。


(つづく)

孤独死を防ぐ

孤独死ゼロを目指して…地域や友人、絆を作ろう

読売新聞より


社会保障部次長 猪熊律子
 「孤独死ゼロを目指します」

 千葉県松戸市にある常盤平団地自治会長の中沢卓実さん(76)から久しぶりに連絡をもらった。

 孤独死とは、看(み)取る人もなく一人きりで死ぬこと。広辞苑にも、2008年発行の第6版から、社会に定着した言葉として紹介されている。

 9年前、団地に住む独居の男性が白骨死体で発見された。中沢さんらは、新聞販売店や鍵の業者らの協力も得て、独り暮らしの住民らの見守り活動を始めた。団地にある商店街の一角に、誰もが立ち寄って茶飲み話ができるサロンも開いた。先駆的な取り組みに、全国から講演の依頼が相次いだ。

 そこで今回、これまで築いてきたノウハウを広く社会に伝えようと、孤独死ゼロを目指すNPO法人を作ろうと考えた。来月18日に、同市内で設立の集いを開く。

 中沢さんによれば、孤独死する人には「ないないづくし」が目立つ。身内があっても連絡がない、友達がいない、隣近所と仲良くないなど。血縁や地縁、会社との間に結ばれていた社縁など数々の絆(きずな)が失われた結果の死。「これをいかに『あるあるづくし』に変えていけるかが課題」と力をこめる。


 話を聞くうちに、今年1月にNHKが放映したドキュメンタリー番組「無縁社会?“無縁死”3万2千人の衝撃?」を思い出した。NHKの調べでは、誰にも知られずに亡くなるなどして引き取り手のなかった遺体の数は年間3万2000に上る。番組では「無縁死」と名づけ、絆が弱まった無縁社会の到来に警鐘を鳴らしている。

 中でもショックなのは、家族や親族に引き取りを拒否された遺体が少なくないという点だ。本来、最も頼りにできるはずの身内が離婚や不和、音信不通などから、他人よりも遠い存在になっていく。08年に読売新聞社が行った世論調査でも、家族の絆やまとまりが「弱くなってきている」と思う人は9割に上っている。


 家族の絆が弱まれば、それに代わる絆が求められる。全国に約3万人の会員を持ち、高齢者の生きがいボランティア活動を行っているNPO法人「ニッポン・アクティブライフ・クラブ」(大阪市)は、常盤平団地の取り組みを参考に、5月から孤独死ゼロに向けた活動を全国的に始める予定だ。独居高齢者への声かけや訪問が中心で、遺品の処理なども検討している。「孤独老人の増加は超高齢社会の課題。元気シニアのパワーで新しい『地域の絆』を作りたい」と会長の高畑敬一さんは話す。

 生涯未婚が増える一方、子供に先立たれる高齢者も増え、家族をもたない人も珍しくなくなってきた。家族の絆を大事にするのはもちろんのこと、たとえ家族がいなくても、隣近所や友人など身近な人間関係の中で絆を作り上げていくことが大切になってきている。

 独りぼっちじゃないと思える社会は心強い。就職、転勤、退職後の地域デビューなど、新たな門出が多い春。桜色の景色の中で、「絆」について思いを巡らせてみるのもよいのではないか。


(つづく)

寝坊はほどほどに

体内時計のリセット

読売新聞より


(4)休日の寝坊 2時間内に

 平日と違って休日は、羽を伸ばして夜更かしや朝寝坊をしたいところだ。

 しかし、スリープクリニック調布院長の遠藤拓郎さんは、「体内時計が乱れ、月曜に仕事が手につかないブルーマンデーを招いてしまうことがある」と指摘する。

 人間の体温の変化や睡眠をつかさどる体内時計は、1日25時間周期で、朝日を浴びることで時計の針が1時間戻ると考えられている。このため週末に昼頃まで寝ていて太陽の光を浴びないと、体内時計が修正されず、生活リズムが後ろにずれてしまう。これを週末の2日間繰り返すと、月曜の朝、いつもの時間に起きても、体にとってはかなり早起きした状態となる。遠藤さんは「これでは睡眠不足で1週間をスタートするようなもの」と警告する。

 慢性的な寝不足で、休日に「寝だめ」をして補いたい場合は、早めに床に就いてしまう方法が有効だ。朝寝坊も2時間以内ならば、体内時計への影響を最小限に抑えられる。

 一方、転居などに伴う住環境の変化が強いストレスとなり、よく眠れないなど体内時計の乱れにつながることがある。精神科医の藤田英親さんは「変化を最小にとどめるため、寝室の家具やカーテンは一新せず、出来るだけ以前と同じ物を使った方がよい」とアドバイスする。

 また、休日を利用して、近所をリラックスできる「なじみの空間」にすることも大切だ。隣の人にあいさつして周囲のことを尋ねたり、近所を散歩してどんなものが周りにあるか調べたりしてみるのだ。藤田さんは「半径500メートルほどを調べることでも半日はかかる。周辺を知っているという安心感が、ストレスを和らげます」と話している。

 期待と変化に満ちた新生活。体内時計を早めにリセットし、順調なスタートを切りたい。(斉藤保)


(つづく)

眼底検査

目の病気、自覚なくても…40代から眼底検査を

読売新聞より


 中高年になると、目の機能が低下し、様々な病気にかかりやすくなる。

 自覚のないまま進行し、失明する病気もある。定期的な検査で病気の予防や早期発見に努めるとともに、目が疲れにくい室内環境を整えたい。

 目の中でカメラのレンズの役割をする水晶体は、年齢とともに硬くなり、近くのものにピントを合わせにくくなる。いわゆる老眼で、40代から始まる。

 日本眼科医会常任理事の杉浦寅男さんは「老眼は適切な眼鏡をかけることで対応できる。しかし、緑内障などの病気は失明につながることもあり、注意してほしい」という。

「加齢黄斑変性」注意
 日本眼科医会によると、緑内障など視覚に何らかの障害がある人は国内に推計164万人おり、60歳以上が72%を占める。

 視覚障害の原因として最も多いのは緑内障だ。眼圧が高くなるなどで視神経が圧迫され、少しずつ視野が欠けていく。患者は40歳以上の20人に1人の割合といわれる。

 また、患者が増えているのは「加齢黄斑(おうはん)変性」という病気だ。網膜の中の黄斑と呼ばれる部分の老化現象によって、視野の中心がゆがんだり、黒く欠けたりして見えづらくなる。アメリカでは中途失明の原因として最も多く、日本でも食生活の欧米化などで、目立ってきた。格子や方眼紙を片目で見た時に、線が波打って見えるような場合は、できるだけ早く受診することが必要だ。

 加齢黄斑変性の予防には、禁煙や、紫外線をカットするサングラスをかけることなどが役立つ=イラスト=。

 「目の病気は、自覚症状のないまま進行することもあるので、40歳を過ぎたら、年1回は眼科専門医で視神経や網膜の状態をみる眼底検査を受けて」と杉浦さん。

照明環境にも配慮
 目の疲労が、頭痛や肩こり、食欲不振など、体の別の部分の不調につながることもある。目にやさしい照明環境も大切だ。JIS(日本工業規格)の照度基準によると、室内で読書をするのに必要な明るさは500ルクス、手芸や裁縫などの細かい作業は1000ルクスとされる。

 パナソニック電工(大阪)が、読書しやすい明るさと年齢との関係を調査したところ、60歳以上は、若者の約1・5?2倍の明るさを必要とした。加齢によって、目の水晶体がにごり、光が散乱しやすくなるからだ。

 インテリア照明事業部の崎山昌治さんは「高齢者は、まぶしさも感じやすくなるので、部屋全体を明るくするより、電気スタンドなどで必要な部分だけ明るくする方がよい」と言う。

 同じ消費電力量(ワット)でも、蛍光灯のほうが、白熱灯よりも、ものがくっきり見える。また、照明器具が古くなると、同じ電球でも明るさが落ちてくるので注意したい。

 崎山さんは「高齢になると、明るさや暗さに順応する力も弱くなる。夜間、部屋からトイレに行く際に廊下にほんのり明るい足元灯をつけるなど、転倒予防の面からも、照明環境への気配りは大切です」と話す。

電話相談やホームページ
 日本眼科医会では、目の健康についての質問を受け付ける電話相談(毎週木曜、午後3?5時、03・5765・8181)を行っている。また、ホームページ「目の健康.jp」(http://www.menokenko.jp)でも情報を発信している。


(つづく)

体温調整

体内時計のリセット

読売新聞より


(3)夕方に散歩 夜ぐっすり

 規則正しい生活をしていると、人間の体温は昼間は高く、夜は低くなるようにリズムを刻む。足利工業大学睡眠科学センター長の小林敏孝さんは「体温の最高点と最低点の差が大きいほど、昼は仕事に集中でき、夜はぐっすり眠ることができます」と話す。運動や入浴で体温を高めてやれば、スムーズに体内時計を調整することができるようだ。

 小林さんの調査によると、体温は起床前から上がり始め、起きた後も上昇し、夕方頃にピークを迎える。その後は下降に転じ、就寝後も下がり続け、未明に最も低くなる。

 「体温が上がれば脳が活発に活動でき、体温が下がれば脳の活動が低下して眠気を催す」と言う。体温を自由にコントロールするのは難しいが、夕方から夜にかけて運動したり入浴したりして一時的に体を温めてやれば、その後の放熱で体温が一気に下がり、自然と眠くなる体温リズムが生まれる。

 運動で内側から体を温める場合は、軽く汗ばむ程度のウオーキングなどで十分だ。運動自体にリラックス効果もあり、心地よい疲労が寝付きを良くしてくれる。ただし、激しい運動は神経を刺激してしまい、逆効果になる。小林さんは「運動と睡眠の関係について実験したところ、寝る2時間ぐらい前が最も効果があった」と話す。

 忙しくて運動する時間がない人は、会社の帰りに、電車やバスの利用区間の一部を歩いたり、エスカレーターなどを使わず階段を上り下りしてもいい。血行を促すストレッチも効果がある。

 またお風呂も、寝る2時間くらい前にぬるめのお湯に入っておけば、寝る頃には体温が下がって眠くなる。寝る直前の入浴や運動は、体温が下がるまで時間がかかるので、逆効果になる。

 小林さんは「日中にしっかり頭や体を働かせ、メリハリある生活を心がけて、新生活に臨んでほしい」と話している。


(つづく)

大事な朝食

体内時計のリセット

読売新聞より


(2)朝食とれば体が目覚める
 新生活に合わせて、体内時計をリセットするには、起床時間を決めて朝の光を浴びるとともに、3食を規則正しく取ることが大切だ。

 食事の中で、特に大事なのが朝食だ。実践女子大教授の田島真さんは「血糖値を上げ、内側から体を目覚めさせるには、朝食が不可欠だ。炭水化物が消化されてブドウ糖に変わり、脳の活力源になる」と説明する。食欲がない、時間がないと朝食を抜いていると、仕事や勉強に身が入らなくなってしまう。

 ご飯やパンなどの炭水化物のほかに、田島さんが注目しているのが、赤トウガラシやピーマンに含まれる辛味成分のカプサイシンだ。内臓を刺激してアドレナリンの分泌を促し、体を覚醒(かくせい)させる効果がある。「ピーマンはサラダに取り入れたり、焼きびたしにすれば、朝食でも取りやすい」と田島さん。

 夕食は就寝の2?3時間前に済ませたい。直前に食べると胃がもたれ、寝付きが悪くなってしまう。空腹で眠れない場合は、温めた牛乳を飲むか、クッキーなど消化のよい食べ物を少しだけ食べる。

 コーヒーやお茶は、覚醒作用があるカフェインが含まれているので、夕食時は避けた方が無難だ。ハーブティーならカフェインを含まないので、安心して飲むことが出来る。

 エスビー食品スパイス&ハーブマスターの浜畠(はまはたけ)啓子さんに、牛乳と相性のいいカモミールなどを使ったハーブティーを教えてもらった。浜畠さんは「好みの味や香りが一番リラックスできる。言い伝えられている効能などを参考に、色々な組み合わせを試してみては」と話している。

 ■カモミールミルク

 【材料】ハーブのカモミール大さじ1杯/牛乳150?200cc

 【作り方】小鍋などで牛乳を沸騰直前まで温め、火を止めてカモミールを入れる。ふたをして3?5分蒸らし、茶こしなどでこして、器に注いで出来上がり。好みでシナモンやショウガを入れても。

 ■リラックスティー

 【材料】ハーブのレモンバームまたはレモンバーベナ大さじ2分の1杯/ハーブのスペアミント大さじ2分の1杯

 【作り方】ティーポットにハーブを入れ、沸騰した湯150?200ccを入れる。ふたをして3?5分蒸らす。

 ※材料は1人分。乾燥ハーブを使用。甘みが欲しい場合は、ハーブと相性のいいハチミツを。植物にアレルギーがある人や妊娠中の人などは、医師に相談する。

 (浜畠さんの話から)


(つづく)

体内時計

体内時計のリセット

読売新聞より


(1)しっかり朝日を浴びる

 間もなく新年度が始まり、就職や進学、転勤などで、生活のリズムがそれまでと大きく変わるケースもある。朝は自然に目覚め、夜は眠くなるなど、1日のリズムをつかさどる体内時計。うまくリセットすることによって新生活に備えたい。

 研究によると、人間の体温やホルモンの分泌をコントロールする体内時計の周期は、平均25時間であることがわかっている。地球の自転は1周24時間なので、毎日1時間のズレが生じることになる。東京医科大で睡眠学講座を担当する講師の駒田陽子さんは「長期の休みなどで、自宅にこもっていると、宵っ張りになるのはこのためです」と説明する。

 このズレは、主に太陽の光を浴びることで修正されるという。目の奥の視交叉上核(しこうさじょうかく)という部分に、各器官に指令を出す体内時計があり、強い光を浴びると時計の針が1時間戻ると考えられている。また眠気をもたらすホルモンのメラトニンは、朝の光を浴びると約14時間後に分泌が始まり、スムーズな睡眠につながる。

 駒田さんは「体内時計のリセットには朝日を浴びることが一番有効。まず出勤時刻から逆算して、起床時間を決めましょう」と提案する。朝起きたらカーテンを開けて、太陽の光をしっかり浴びる。もし窓から日が差さないようなら、外に出て散歩してもいい。「最初は慣れない時間に起きるのがつらいが、やがて寝る時間も落ち着き、リズムが生まれる。前夜が遅くても起床時間を守ってほしい」と言う。

 昼間に強い眠気を感じるようなら、昼食後に20分程度、昼寝をしてもいい。駒田さんは「長時間の昼寝や午後3時以降の昼寝は体内時計が狂い、寝付きが悪くなる原因です」と話している。

 〈1日の始まりは「朝日」から〉

 ・朝起きたら、カーテンを開けて朝の光を浴びる。明るい窓際なら30分、窓から1メートル離れた所では1時間が目安。

 ・日焼けが気になる場合は、長袖を着ても問題ない。

 ・リセット効果が一番あるのは午前6?8時。できればこの間に起床して光を浴びる。前夜が遅くなっても、起床時間を守る。


(つづく)

介護保険と未来

[介護保険10年](下)地域の力 安心のカギ

読売新聞より


 「今は『騎馬戦』だが、いずれ『肩車』になる」。長妻厚生労働相は、国会答弁などでそんな表現をよく使う。今は3人の現役世代が1人の高齢者を支えているが、将来は現役世代1人で高齢者1人を支えなければならない――という例え話だ。

 だが、すでに肩車状態の地域が東京都内にある。

 北区の都営桐ヶ丘団地。昼下がりの公園に子供連れの姿は少なく、寄り添うように高齢者がベンチに座る。約7000人の住民の5割が65歳以上という、「都会の限界集落」だ。

 団地内の地域包括支援センターには、高齢住民の相談が年1万件舞い込む。「ベッドの間に挟まって動けない」「認知症の住民がドアをたたいて困る」――。独り暮らしの高齢者が多く、主任ケアマネジャーの海老原澄子さん(54)らが駆けつけて解決策を考える。

 介護保険は介護する家族がいることを前提に設計されており、「独居高齢者の急増は想定外だった」(厚労官僚)。住民は介護サービスを使っていても、日々の買い物や服薬などで苦労する。「介護保険だけで支えきれないことが多すぎる」と海老原さんは嘆く。

 一方、晩婚・晩産化などで、家族の形も変容している。横浜市の女性(39)は、母親(65)の介護のため、昨年12月に海外勤務中の夫を残し、1歳と5歳の子供を連れて帰国した。「介護と育児を同時にやるとは想像もしなかった」と言う。

 予想を超える高齢化や家族形態の変化に、介護保険は、独居や老々世帯の増加など、新たな事態に対応できるサービスが求められている。24時間巡回型の訪問介護の拡充や医療との連携強化などが必要だ。

 しかし、負担は限界に近い。池田省三・龍谷大教授の試算では、全国平均で月4160円の介護保険料は、現行制度のままでも2025年には7400?1万500円に跳ね上がる。池田教授は、「介護保険でできることには限界がある。自治体が、NPOやボランティアなども活用し、地域福祉を充実させることが不可欠だ」と指摘する。

 参考になるのは、北九州市での試みだ。08年に住民や福祉関係者との連携強化にあたる市職員16人を配置した。街に出て情報を集め、見守りの仕組みを作ったり、行政サービスにつないだりする。自治会が閉鎖したスーパーの跡地を活用して、買い物に不自由していた高齢者のために朝市を開くなど、住民の活動も広がっている。

 20年後には、要介護になりやすい75歳以上の高齢者が人口の2割に達する。財源を確保し、介護保険制度を超高齢仕様に改めることが急務だ。同時に、公的制度と連携して高齢者の生活を支える地域の力も欠かせない。介護を軸にした街づくりが〈安心〉のカギを握っている。


 針原陽子、小山孝、飯田祐子、野口博文、榊原智子、森井雄一が担当しました。


(つづく)

介護保険

[介護保険10年](上)民間活用「安心」に格差

読売新聞より


 「認知症のお年寄りが暮らす施設で、夜通しつけた灯油ストーブの周囲に洗濯物を干すなんて考えられない」。13日未明に札幌市内のグループホームで7人が死亡した火災に、同市内の同業者は驚きの声をあげた。

 問題の施設を運営する会社は、2005年にグループホームを始めた。グループホームは、既存の建物を活用できるために参入が容易で、家賃収入なども見込めることから、この10年で10倍以上に増え、運営主体は企業が半数を占める。「アパート経営感覚での参入も少なくない」と都内の高齢者福祉関係者は言う。

 介護を社会全体で支えようと、00年に導入された介護保険は、サービス量を増やすため、「民間活用」にかじを切った。主に自治体や社会福祉法人が担っていた在宅介護を民間事業者にも開放。「4兆円ビジネス」と言われた市場を求めて、建設、運輸など異業種からも参入が相次ぎ、事業者数は当初の約13万から、32万超(10年)に増加した。

 だが、その中身は「玉石混交」で、「収益第一で利用者の安全や法令順守の意識が薄い事業者もいる」(介護事業コンサルタント・早川浩士氏)のが実情だ。

 象徴的な存在が、「コムスン」だ。派手なテレビコマーシャルで知名度を高めたが、事業所新設時の虚偽申請で行政処分を受け、07年に全面撤退した。08年には、生活保護受給者らを狭い住宅に押し込んで集団介護を行い、4000万円近い介護報酬を不正受給していた千葉県内の事業所が、指定取り消し処分を受けた。

 一方で、大半の事業者が苦しい経営を強いられている。介護事業の主な収入は、公定価格である介護報酬に限られるからだ。その報酬も2回連続のマイナス改定で、経営悪化による撤退が相次いだ。昨年に閉鎖した埼玉県内の事業所の元責任者は、「国は介護を『成長産業』として育てるつもりはない」とため息をつく。

 ただ、収益を伸ばす企業もある。訪問介護など120事業所を展開する「ケア21」(本社・大阪)は今年10月までに、34事業所を新設する予定だ。06年の報酬引き下げで赤字に転落したが、きめ細かい営業で利用者を増やし、黒字に戻した。依田平(たいら)社長は、「介護報酬の額は十分ではないが安定している。工夫次第で成長が見込める」と強調する。

 団塊世代が75歳以上になる25年には、要介護者も大幅に増える。サービスの量を確保するための規制緩和と、質を担保するためのチェック強化をバランス良く進めなければ、超高齢社会の<安心>は築けない。民活10年の歴史は、多くの課題を浮き彫りにしている。


 介護保険スタート10年を機に、制度の役割を検証、将来の介護保障について考えたい。


(つづく)

皮膚の常在菌

常在菌と付き合う

読売新聞より


(4)皮膚は善玉と悪玉の戦場

 「皮膚の上では、善玉菌と悪玉菌の激しい縄張り争いが起きています」。こう説明するのは、島根大医学部皮膚科講師の出来尾格(できおいたる)さん。

 顔には、常在菌が数千万個程度いるとされる。その中で多いのが、善玉菌の「表皮ブドウ球菌」だ。汗、皮脂、皮膚の角質を食べて増える。

 この菌が善玉菌なのは、悪玉菌の「黄色ブドウ球菌」を駆逐しようとするからだ。

 食中毒を起こす黄色ブドウ球菌は外界のいたる所にいるが、すべての人の皮膚にいるわけではない。子どもが擦り傷を作ると皮膚にくっつき、毒素を出してただれさせる。水ぶくれやかさぶたができる「とびひ」も、この菌が原因だ。大人でも肌荒れを起こす。

 出来尾さんは「二つの菌は汗や皮脂などのエサは同じ。食料の分捕り合戦が起きると、表皮ブドウ球菌が勝つようだ」と話す。汗の抗菌作用が、黄色ブドウ球菌の方に強く働き、増殖を抑えるためだ。ただし、汗をかきすぎると皮膚の角質が流されて肌荒れにつながる。

 このため、美肌を保つには、「20分のウオーキングなど、うっすら汗をかく程度の運動を毎日続けることが大事」と出来尾さん。

 皮膚常在菌には「アクネ菌」もいる。毛穴に巣くい、周辺の組織を食べて、炎症を起こし、ニキビを作る。酸素が少ない環境で増殖するので、皮脂などで毛穴が詰まるとアクネ菌が増える。清潔にしておくことが大切だ。

 ただし、洗い過ぎるのも問題だ。善玉菌の表皮ブドウ球菌が流されて、黄色ブドウ球菌がくっつく機会を与える。出来尾さんは「ニキビができた部分はきちんと洗う必要があるが、普段は、せっけんを使いすぎずに、さっと洗うのが肌には良い」と話している。(坂上博)


(つづく)

海水浴場禁煙化

神奈川の海水浴場 禁煙…湘南など県条例改正へ

読売新聞より


 湘南海岸など神奈川県内約30の海水浴場の砂浜を原則禁煙とする県条例改正案が、19日午後にも県議会で可決、成立する。
県によると、条例で海水浴場を禁煙にするのは都道府県では初めてで、海水浴シーズン前の5月中に施行する方針。

 県は、海水浴場の禁煙化で、火のついたたばこによる他人への危害や健康への影響を未然に防ぎ、吸い殻の散乱を防止できるとした。条例案では、開場時間中の海水浴場では、喫煙場所を除いて喫煙をしてはならないと定める。海の家や管理事務所などは対象としていない。罰則は設けられておらず、施行日から3年ごとに見直しを行う。

 今回の禁煙化は松沢成文知事が昨年6月に表明。鎌倉市など海水浴場を持つ県内自治体と検討した結果、罰則については反発が強いとして見送った。県が昨年8月実施した海水浴客対象のアンケートでは、約7割が禁煙に賛成だった。


(つづく)

虫歯菌

常在菌と付き合う

読売新聞より


(3)口中の細菌 一晩で10倍超

 口腔(こうくう)内の常在菌は400種類以上、100億個以上いるとも言われる。その多くは、善玉菌の「口腔レンサ球菌」だ。歯の表面を覆い尽くし、ほかの病原菌が歯につくのを阻止する。知られていないが、縁の下で歯を守る、ありがたい細菌だ。

 一方、少数派だが、環境の変化で急増し、病気を引き起こす2種の常在菌がいる。一つは虫歯の原因菌の「ミュータンス菌」だ。

 日大歯学部細菌学教室教授の落合邦康さんによると、この細菌は歯間などにたまる歯垢(しこう)内に住み、食物に含まれる砂糖成分を好んで食べて乳酸を生む。この酸が歯を侵して虫歯を作る。

 この菌は粘着質の「バイオフィルム」という膜も作る。菌と乳酸が、この膜に守られると、唾液(だえき)で洗い流されなくなるので、虫歯ができやすい。膜の原料も砂糖なので、取り過ぎないようにしよう。

 もう一つの厄介者は、歯周病を起こす「歯周病菌」だ。

 この菌は、歯と歯肉の間(歯肉溝)にたまる歯垢内にいて、毒素を作り、歯肉に炎症を起こさせる。症状が進行して歯を支える骨を溶かすと、歯が抜けやすくなる。

 これらの細菌は、食事をすると食物や唾液と一緒に胃に流れていくので減る。しかし、寝ている間は唾液の出が悪いので菌はどんどん増えていく。起床時の細菌数は、前日の夕食後の10倍以上にもなるという。

 歯を守る基本は、起床時と毎食後の歯磨きだが、歯間や歯肉溝の歯垢は磨き残しやすい。歯ブラシの毛先を歯や歯の根っこに45度の角度であて、細かく振動させるように磨こう。

 落合さんは「忙しくて歯磨きできない時には、うがいをしたり、ガムをかんだりするだけでも効果があります」と助言している。


(つづく)

乳酸菌

常在菌と付き合う

読売新聞より


(2)乳酸菌摂取 下痢減らす

 「プロバイオティクス」という言葉を聞いたことがありますか。「健康のために」を意味するギリシャ語に由来し、人間に利益をもたらす「善玉菌」を指す。その代表が、腸内に棲(す)み着く「乳酸菌」だ。

 ビフィズス菌やラクトバシラスなどの細菌は、人間が食べた食事の残りカスを分解して乳酸を作るので、乳酸菌と総称される。腸内細菌の1割ほどを占めるとされる。

 杏林大医学部感染症学教授の神谷茂さんによると、激しい下痢を引き起こす腸管出血性大腸菌O(オー)157などは中性の環境を好む。乳酸菌は腸内を酸性にすることで、外界から侵入してくる病原菌を居づらくしてくれる。

 乳酸菌は、ほかにも、便を送り出す腸の収縮運動(蠕動(ぜんどう)運動)を活発にして便秘や下痢を防ぐなど、腸の働きを整えてくれる。

 乳酸菌をヨーグルトなどに加えて食べて、腸内に菌を増やせば健康に役立つはず。そんな考えから、「乳酸菌入り」などと名付けられた様々な食品、飲み物が売られている。

 有効性を示す研究結果もある。ロタウイルスが原因の下痢はよく見られるが、症状が出た直後から乳酸菌を含む食物を食べた人の下痢が続いた期間は1・4日で、乳酸菌を取らなかった人より1日早く治った。

 開発途上国へ旅行する日本人の2?5割は細菌やウイルスによる感染性下痢になるが、旅行中、乳酸菌を含む食品や薬剤などを毎日服用した場合、何も取らないより、下痢になる割合が減った。

 外から取り入れる細菌は腸内に棲み着かず、排泄(はいせつ)されてしまうので、毎日、食べる必要がある。その量は、商品により異なるが、乳酸菌入りヨーグルトなどは100グラム以上取りたい。空腹時に食べると菌が胃酸で殺されてしまうので、食後の方が効果的だ。


(つづく)

常在菌と健康

常在菌と付き合う

読売新聞より


(1)腸内に400種類100兆個以上

 人は自分だけで生きているわけではない。顔、口、気道、胃、腸、尿路など、体のいたるところに細菌が棲(す)み着いている。「常在菌」だ。

 その中で最も多くいる場所は腸だ。400種類以上、100兆個以上とされ、人体を構成する約60兆個の細胞の数を上回る。大便の重量の1割ほどは、腸内細菌の死骸(しがい)と言われる。それほど多い。

 杏林大医学部感染症学教授の神谷茂さんによると、腸内にはバクテロイデス、ユウバクテリム、ラクトバシラスなど、実にさまざまな細菌が存在する。これらの多くは食事の残りカスを分解するなど腸内環境を整えてくれる。

 腸内細菌の世界の全貌(ぜんぼう)は明らかではないが、このような「善玉菌」、または人間に悪さをしない菌が、全体の8割ほどを占めるとされる。

 残りは「悪玉菌」だ。大腸菌やウエルシュ菌などは、たんぱく質を分解して発がん物質を放出するとされる。しかし、ほかの腸内細菌群が、この発がん物質を分解・無毒化するので、体への悪影響はほとんどないという。

 神谷さんは「大腸菌は、単なる『悪玉菌』ではありません」と指摘する。これらの悪玉菌も、〈1〉人間に必要なビタミンBなどを作る〈2〉腸に集まる免疫細胞を刺激して、細菌などの侵入を防ぐ免疫機能を高める〈3〉潰瘍(かいよう)性大腸炎治療薬のうち1種類の効果を高める――などの良い働きをすることが分かってきた。

 ただし、悪玉菌が増えすぎるなど腸内細菌のバランスが崩れると体調不良につながる。悪玉菌の増殖は、〈1〉高たんぱく、高脂肪の食事を取り過ぎる〈2〉不規則な生活でストレスが多い――などが原因とされるので、生活習慣を見直してみよう。


(つづく)

悪徳商法

高齢者、悪質商法に泣く…手口共通、被害全国に

読売新聞より


6000人のリストも流通

 高齢化社会が進む中、独り暮らしや認知症などのお年寄りを狙い、高額な健康器具の購入や不要な住宅リフォームの契約を結ばせるなど、特定商取引法の違反事件が後を絶たない。

 全国の昨年の摘発件数は、統計を取り始めた2005年以降、152件と最多。その被害者461人のうち69%(318人)が65歳以上だった。摘発例からは、悪質商法の「広域化」、手口の「連鎖」に対し、無力なお年寄りの姿が浮かび上がっている。(中村勇一郎)

 愛媛、島根、秋田の三つの警察本部から別々に送られてきた捜査報告書。警察庁の幹部は昨年春、ある類似点が目に留まった。

 3県警は、1台1万円程度の「温熱治療器」を20万円以上で高齢者に売りつけていた催眠商法を捜査していた。対象は、都内と横浜市内にある別の医療器具販売会社。商品名も異なっていたが、一部の仕入れ先が同じだったのだ。

 販売の手口もそっくりで、地方の離島や漁村で「新規出店するスーパーの説明会」と宣伝し、独り暮らしなどのお年寄りを集め、包丁や鍋を無料で配布。最後に治療器を勧め、「買わないといけないという雰囲気を作り」(同庁幹部)、購入契約を結ばせていた。

 3県警は共同捜査に切り替え、3社の販売員らが、同じ有限会社の社長(55)らから指示を受けていたことなどを突き止めた。3県警は昨年、この社長も含め計24人を特商法違反容疑などで逮捕。被害額は21府県で約2億7800万円に上り、ある幹部は、「同じ手口でもうけているグループが、ほかに20はある」と供述したという。

 栃木県警が昨年、宇都宮市内の住宅設備会社の元社長(33)ら17人を特商法違反容疑などで逮捕した事件では、約6000人に上る高齢者リストの存在が判明。リフォーム商法の「同業者」から買った名簿をもとに作られたものだった。

 同社の従業員らは「点検」と称して高齢者の住宅を訪ね、床下にペットボトルの水をまき、「水漏れしている」と偽って不要な修繕工事の契約を取り付けていた。「先祖代々の家を守るべき」とけしかけられ、貯蓄を使い果たして食事に困っていたお年寄りがいたほか、ある女性は、繰り返し被害に遭いながらも、自宅を訪れた警察官に「今度はいくら払えばいいですか」と財布から金を出そうとしたという。被害者には、認知症の人も含まれ、1人で10回以上契約を結ばされていたケースもあった。

加害者を「いい人」被害認識ない例も
 「被害者の中には、話し相手になった加害者を『いい人』と言うなど、被害に遭ったことをよく認識できていない人がいる。その上、情報が複数の組織に出回り、別の手口で再びだまされたケースも少なくない」。悪徳商法の被害相談や啓発に努める「悪徳商法被害者対策委員会」(東京)の堺次夫会長は、高齢者特有の事情をそう指摘する。

 悪質商法は、警察による摘発のほか、国や自治体も特商法に基づき業務停止命令などの行政処分を行っている。しかし、処分対象が個別法人や団体に限られるため、別会社を設立されたり、処分の効力が及ばない別の自治体で営業を続けられたりする「処分逃れ」を防ぐことは難しい。

 特定商取引法 訪問販売法を改称して2001年6月に施行。〈1〉訪問販売〈2〉連鎖販売(マルチ商法)〈3〉電話勧誘販売――など6種の取引形態を対象に、クーリングオフ手続きなどを定め、「販売目的を隠す」「不実を告げる」などの行為を禁じている。


(つづく)

心肺蘇生

子どもが心肺停止…すぐの蘇生術有効 社会復帰2.6倍

朝日新聞より


 事故などで子どもが倒れて心肺停止となっても、そこに居合わせた人が蘇生術を試みることで、社会復帰の確率が2.59倍高まることが、わかった。総務省消防庁のデータを石見拓・京都大助教らの研究チームが解析した。一般の人による蘇生が子どもにも有効だと示せたのは、世界でも初めてという。

 主な蘇生術には胸を押して血液を脳に送る胸骨圧迫(心臓マッサージ)と人工呼吸の二つがある。子どもでは大人と違って、胸骨圧迫だけよりも、人工呼吸を併せた方がいいこともわかった。

 2005年1月?07年12月、病院外で心肺停止になった17歳以下の5千人以上の例を検討。倒れた場所で、居合わせた人から心肺蘇生を受けたのは2439人。1カ月後、後遺症をほとんど残さず学校などに復帰できたのは110人だった。

 蘇生を受けなかった2719人では同53人。病院到着までの時間といった要因を考慮すると、蘇生がある場合の復帰率は2.59倍となった。

 倒れた主な原因は、水におぼれるなど心臓病以外のトラブルで、全体の7割。この場合、1歳以上の子に胸骨圧迫と人工呼吸を併せた時の復帰率は7.2%で、圧迫だけの時より5.5倍高かった。心臓が原因の時は差がない。

 成人では、胸骨圧迫だけで人工呼吸を伴うのと同等の効果があることが、国内外の調査でわかっている。石見助教は「教育関係者や家庭の親など、子どもと接する人には人工呼吸を含めた蘇生法を身につけてほしい」と話す。結果は英医学誌ランセット電子版で報告した。(田村建二)


(つづく)

子供とスポーツ

子どもの春対策

読売新聞より


(4)スポーツ障害 痛みは大人の3?5倍

 春から子どもにスポーツをさせたいと思っている親も多いだろう。

 ただ、子どものスポーツにはリスクも伴う。例えば、スポーツ障害だ。骨折などのケガと異なり、小さな力が繰り返されることで生じる故障のこと。野球をしている子どものひじが痛くなって曲げ伸ばしができなくなる、バレーボールをしている子どものひざに水がたまって痛みが消えないなどがこれにあたる。成長期の子どもの骨は新芽のように軟らかく、過度な練習やフォームの間違いで傷つきやすいことなどが原因だ。

 「子どものスポーツ障害 こう防ぐ、こう治す」(主婦と生活社)の著者で東京厚生年金病院の柏口新二・整形外科部長は約30年間、徳島大の医師らとともに、毎年、徳島県内の野球少年約1500人を検診している。例年、選手の半分以上がひじに痛みを経験し、そのうちの80%近くが何らかのスポーツ障害を抱えているという。

 手遅れになれば活動を断念したり、左右の腕の長さが違って日常生活に支障をきたすこともある。「子どもの痛みは、大人の3?5倍と考えてよい。痛みがある時はまず休ませて、専門医に相談してほしい」と柏口さんは強調する。

 練習前は、軽く走るなどして体を温め、活動後は、ストレッチなどで体のほてりをおさえること。スポーツで傷ついた組織を修復するには食事と睡眠も大切だ。

 一方、ねん挫、打撲時などの応急処置「RICE」も覚えておきたい(図参照)。柏口さんは「小学生のうちはいろいろなスポーツに親しませ、楽しく運動させてほしい」と話している。(大津和夫)


(つづく)

高齢者と靴選び

靴選び 転びにくく

読売新聞より


靴職人が15か所のサイズを測定。足に合った靴選びのアドバイスをする(ダイナス製靴の足と靴の相談室で) 「老化は足から」と言われるように、年を取ると転びやすくなったり、疲れやすくなったりする。

 健康維持のためのウオーキングも、足に合わない靴では足腰のトラブルの原因になってしまう。つまずきにくく、しっかりと足を支える靴を選ぶことが大切だ。

 「年を取ると、知覚や運動神経が鈍る上、筋力も落ち、歩く時にすり足になったり、脚が上がらずに歩幅が狭くなったりしてつまずきやすくなる」と話すのは、日本靴医学会理事長で整形外科医の井口傑(すぐる)さん。

 高齢者の場合、転倒して骨折すると、寝たきりになってしまう心配もある。「だからこそ、高齢者は足に合った転びにくい靴を慎重に選ぶことが大切」と井口さんは話す。

 では、どのような靴がよいのか?


 「理想は、くるぶしをしっかり覆うショートブーツで、ひもか面ファスナーで締め付け具合を調整できるタイプ。こうした靴なら足首を支えられ、靴の中で足が動かないよう固定できます」と「足と靴と健康協議会」(東京)の事務局長、俣野好弘さんは話す。

 つまずきの予防には、靴先のデザインがポイント。靴底の先端が、少し反っていて、靴の爪先より前に出っ張っていないものがいい。重さも重要だ。最近は100グラム台の軽い靴も人気だが、俣野さんによると、軽すぎる靴はかかとがつぶれやすく、足を支える機能が弱い場合がある。「片足200グラム以上の適度な重さがあり、かかとの周りをしっかり支える靴がいい」

 同協議会では、靴選びの相談に応じる専門家「シューフィッター」を養成。ホームページ(http://www.fha.gr.jp)でシューフィッターのいる店も紹介している。シューフィッターは、足の長さや甲の高さなどを測定。足の状態などに応じて、靴にゴム製のパッドを入れるなどし、快適に歩けるよう補整してくれる。

 俣野さんは、履き古した靴を持参することを勧める。シューフィッターが、靴底の減り方などから、歩き方の癖などを分析しやすくなるからだ。

 「ダイナス製靴」(東京)のように、足と靴の相談室(予約制、無料)を開いている靴メーカーもある。シューフィッターの靴職人が約1時間、足の悩みを聞き、足の形を計測。靴の履き心地を改善したり、足に合う靴を探したりする。相談者の多くが中高年だという。

 靴メーカーの「世界長」(大阪)では、女性用の「トパーズ」(4000円台?)と、男性の「ドクターアッシー」(7000円台?)を作っている。井口さんが監修した靴もあり、靴底は指の付け根部分がよく曲がるなど歩きやすいよう工夫している。親指が小指の方に曲がる外反母趾(ぼし)に対応した靴もある。

 履き方に気をつけることも大切だ。靴を履いたら、足のかかとを靴のかかとにピッタリつけ、その後、面ファスナーやひもで足をしっかりと固定させる。「そのようにして靴を履き、足の指先が靴の爪先に触れない程度の余裕があり、指を動かせる状態にしておくことが大切です。足がむくみやすい人は、締め付けを調整できるひもや面ファスナーの靴がお薦めです」と俣野さんはアドバイスしている。
転倒しにくく、快適に歩ける靴の選び方

  (俣野さんらの話を参考に作成)  

 〈1〉試着の時は、爪先を靴の先まで入れて、かかとと靴の間に小指の先が入るサイズを選ぶ。

 〈2〉靴の爪先部分の形は、足の形に合わせて広めのものにする。

 〈3〉靴全体が、ねじれたり軟らかすぎたりしないこと。

 〈4〉ヒールの高さは3センチ前後で、ヒールの前端に角がないものを選ぶ。


(つづく)

子供と朝食

子どもの春対策

読売新聞より


(3)朝食 簡単料理で食べる習慣を

 今回のテーマは、子どもの朝食。内閣府の食育白書(2006年版)では、朝食を食べないことがある小中学生が2割弱に上る。朝食をとらない子どもは、イライラ感を募らせやすいほか、成績や持久力にも悪影響を及ぼすとの指摘もある。

 朝食は、成長期の子どものエネルギー源。進級を機に、見直してみてはどうだろう。

 朝食で最低限必要な栄養は、〈1〉ご飯やパンなど、体を動かすエネルギー源になる炭水化物〈2〉野菜や芋類など、体の調子を整えるビタミン〈3〉魚や肉など、筋肉や血をつくるもとになるたんぱく質――の三つ。できれば、乳製品、果物の二つも加えたいところだ。

 「給食で必要な栄養をとれるはず。朝食を抜いても大丈夫」と考える親もいるが、これは誤解だ。農林水産省の担当者は「給食でとれる栄養は、あくまで1日3食分の1食分。朝食を含め、きちんと3食をとるのが基本」と強調する。

 手早く作れる朝食メニューを、3人の子育て経験もある料理研究家の藤野嘉子さんに教えてもらった。藤野さんが薦めるのが「朝丼」。あらかじめ炊いておいたご飯に、前日の夕飯で残ったおかずを具としてのせた丼物だ。例えば、かぼちゃの煮物をご飯にのせて、ゆでたブロッコリーと、ハムと卵のスクランブルをのせて、ゴマをふる。時間があれば、果物や汁物もつけたい。

 藤野さんは、「おにぎり一つ作るのでも、ゴマ、しらす、ちりめんじゃこ、青ノリなど、ふだんから常備しておいて、すぐ手の届く場所にある調味料も活用するとよい」と話す。野菜を少しでも多くとらせるため、ゆでたり、いためたりすることもお薦めだ。

 朝食は、子どもの生活リズムや体調を整えるだけでない。親子の会話のきっかけにもなり、子どもの心を満たすことにもつながる。「上手に手を抜いて、毎日つくってあげてほしい」と藤野さんは話している。


(つづく)

子供とうつ

子どもの春対策

読売新聞より


(2)うつ 進学や転校…特に注意

 進学・進級など、春は、子どもの生活環境が一変することの多い季節だ。新生活になじめず、悩む子どもも少なくない。今回は「子どものうつ」を取り上げたい。

 「10代のうつは決して珍しくない」。児童精神科医として「子どものうつ病ってなあに?」(南々社)の著書もある東京都精神医学総合研究所の猪子(いのこ)香代副参事研究員は強調する。例えば、希望の学校に進学したものの、人間関係などに悩む中学生などのケースだ。

 日本と比べて実態解明が進むアメリカの調査では、「10代の3?8%がうつ」と指摘されている。猪子研究員は「絶望感から自殺を考える子もいる。早めの治療が必要」と警鐘を鳴らす。

 子どもがうつ病かどうかの目安は、アメリカ精神医学会の診断マニュアル(表参照)にある九つの症状が参考になる。特に注意したいのが、〈1〉1日の大半を泣いていたり、「へこんでいる」などと訴えるなどしてうつ気分が続いている〈2〉自分の好きな趣味を含めて、何をしても楽しくない――の二つ。少なくとも、このいずれかを含めて5項目が2週間以上続く場合、うつ病の可能性がある。この目安にあてはまらなくとも、〈1〉か、〈2〉の状態が2週間続く時は要注意だ。

 うつ病は、性格や生活環境など、複合的な要因が複雑に関係しあって発症すると考えられている。特に進学、進級、転校、引っ越し、いじめを体験した時などは注意が必要だ。ただし、子どもが憂うつそうにしているからといって、過度に不安になることはない。「大切なことは、子どものうつ病を知っておくこと」と猪子研究員は話している。


(つづく)

子供の花粉症

子どもの春対策

読売新聞より


(1)花粉症 症状の兆候、親が気付いて

 春到来。子どもたちが快適にこの季節を過ごすために、何を心がけるべきだろうか。最初に取り上げるのは花粉症。大人の病気と思われがちだが、近年は、子どもの間でも広がっている。

 ロート製薬(大阪市)が2006年3月、全国で16歳未満の子どもを持つ親約8500人を対象に実施した調査では、「自分の子どもを花粉症だと思う」と答えた親は3割に上った。あくまでも親の実感を聞いた調査だが、千葉大耳鼻咽喉(いんこう)科の岡本美孝教授は「最近、子どもの花粉症は珍しくない」と強調する。スギ花粉飛散の増加に加え、様々な生活環境の変化がその背景にあるという。

 ロート製薬の調査では、親の対応について気になる結果も出ている。花粉症と見られる子どもを持つ親の5人に1人以上が、「対策はしていない」と答えていることだ。岡本教授は「子どもの場合、自然に改善することはまれ。放置すれば長期にわたって苦しむばかりか、集中力の低下や睡眠不足など日常生活に影響を及ぼしかねない」と言う。「子どもは大人のように症状を細かく訴えられない。症状のサインに親がいち早く気がつくことが大事」とも強調する。

 花粉症が疑われるサインは、〈1〉くしゃみをたてつづけにすることが頻繁にある〈2〉よく鼻がつまり、口を開けて呼吸をする〈3〉水っぱなが出て鼻をよくこする〈4〉顔をしかめる癖がある〈5〉目のかゆみ、充血、目やになどがあり、ひどくなると下まぶたがはれて紫色になる――など。風邪の症状と似ているために判断は難しいが、目のかゆみを伴う場合は花粉症が疑われる。病院で検査をすることが必要だ。

 また、花粉の多い日は外遊びの時間を調整するほか、服や髪に付いた花粉をよく払って家に持ち込ませない対策も欠かせない。


(つづく)

アルツハイマー治療

アルツハイマー治療、新薬2種の承認申請

朝日新聞より


 アルツハイマー型認知症の世界的な標準治療薬であるヤンセンファーマの「ガランタミン」(一般名・臭化水素酸ガランタミン)と、アスビオファーマの「メマンチン」(同・塩酸メマンチン)が、厚生労働省に対し薬事法に基づき承認申請された。いずれも審査に1年ほどはかかる見通し。国内では治療薬は現在、エーザイの「アリセプト」しか承認されていない。

 ガランタミンはアリセプトと同じように脳内の神経に情報を流すのに必要な物質アセチルコリンの分解を抑える。さらにガランタミンはアセチルコリンの産生も促す。メマンチンは脳の神経細胞が壊れるのを防ぐ作用がある。2剤ともアリセプトのように認知症の進行を緩やかにする効果が期待されている。

 国内のアルツハイマー型認知症患者は100万人以上とも言われ、現在の治療薬の市場は薬価ベースで約1千億円という試算もある。


(つづく)

フラフープ効果

フラフープ 再び脚光

読売新聞より


 中高年世代には懐かしいフラフープ。「ダイエットなどにも効果が高い」と欧米でブームになり、最近、日本でも注目が高まっている。


 タレントのスザンヌさんは、いつもフラフープを車に積んで持ち歩いている。仕事の前後や待ち時間にも、スタジオの隅などでクルクル回す。1回5分か10分で体がポカポカして気分もすっきり。「仕事も頑張ろうって気持ちになります。いつまででも回せますよ」と笑う。

 小学生のころはフラフープでよく遊んだ。運動不足解消のために始めたのは2年ほど前。ハリウッド女優らも愛用しているというダイエット用フープに出会ってからだ。「エクササイズ用のDVDは何十本も買いましたが、どれも長続きしなくて。フラフープは楽しいし、スペースがあればすぐできる。自然に続けられます」と話す。

 おなか回りに肉がつきにくくなり、ウエストのくびれもはっきりしてきた。「全身の筋肉をバランスよく使っている感じ。ただやせるのではなく、しなやかな筋肉質になるのが理想です」

大きい運動量
 フラフープ教室を開く「フープ東京」(東京都新宿区)代表のアユミさんは「フラフープは10分間で100キロ・カロリー前後を消費するとされています」と説明する。ジョギングを上回るほどの運動量だ。「長く回しても苦しくならず、無理のないダイエットが可能です」。背骨や骨盤に接した体の深部にある筋肉が鍛えられるため、続けることで基礎代謝が上がり、やせやすい体になるそうだ。

 水平に回すには、腹筋と背筋をバランスよく使う必要があり、自然に姿勢も良くなる。スクワットなど別の動きを組み合わせたり、回転速度を上げたりすれば、運動量もアップする。腕や脚で回す技もあり、「体力や、鍛えたい部分に合わせて楽しめます」とアユミさん。

 整体師でもあるインストラクターのマジュさんは「腰回りの筋肉が鍛えられ、骨盤内の仙腸関節の動きも滑らかになるので、腰痛予防などの効果が期待できます」と指摘する。仙腸関節は、骨盤の中心部にある仙骨と両脇の腸骨をつなぐ関節。動きが悪くなれば、腰痛をはじめ、さまざまなトラブルが生じる。

 ただ、すでに腰痛持ちの人は、自己流でやるのは避けた方がよい。

便秘の改善も
 便秘が改善したという人も多いそうだ。松生クリニック(東京都立川市)の松生恒夫院長は「フラフープに限らず、腰を動かす体操などは、腸内の空気を移動させ、便通を促します」と解説する。

 フラフープは1950年代後半、子供たちの間で大流行したが、腸捻転(ねんてん)になったといわれる事故も起きて、一気に下火になった。松生院長に聞くと、「腸捻転は非常にまれな病気。当時は内視鏡もなく、診断には疑問もあります。あまり気にする必要はないのでは」。いずれにせよ、無理のない範囲で楽しみたい。(林真奈美)

腰は回さず 前後に動かす

 〈選び方〉フープの直径は1メートル前後。床に立てた高さがおへその上下10センチぐらいが目安。重さは500グラム?1キロ。重い方が運動効果は高いが、重過ぎはケガの原因に。

 〈回し方〉〈1〉ウエストの位置でフープを両手で水平に持つ。両足は肩幅に開く〈2〉左足を半歩前へ(左に回す場合)〈3〉フープを前にずらし背中につける=写真〈4〉右手でフープを左方向に押し出す〈5〉フープの速さに合わせて腰を前後に動かす。右に回す場合は左右逆に。

 〈ポイント〉腰は回さず、おへそを突き出しては引っ込める要領で。水平に回らないときは、下がっている方の力が弱い。前なら腹筋、後ろなら背筋を意識する。


(つづく)

年金追納

国民年金、追納期間 10年に延長…法改正案決定

読売新聞より


 政府は5日午前の閣議で、未納の国民年金保険料をさかのぼって納付できる追納期間を現行の過去2年間から10年間に緩和する国民年金法等改正案を決定した。今国会での成立を目指し、2011年10月までに施行する方針だ。

 国民年金の受給には原則として最低25年間、満額受給には40年間、保険料を納めなければならない。追納期間の延長で、納付期間が足りずに年金をもらえなかったり、受給額が少なくなったりする人を救済する。ただし、過去2年間を超えての追納分には、年数に応じて月額で数百?約3000円の加算金を「利息」として上乗せし、通常に支払っている人との不公平が生じないようにする。

 厚生労働省の推計では、10年間への延長で、最大1600万人が受給額を増やせ、最大40万人が無年金にならないで済むという。

 また、同改正案には、企業年金の一種である企業型確定拠出年金の加入資格の上限年齢を現行の60歳から65歳に引き上げる内容も盛り込まれた。従来は企業しか掛け金を拠出できなかったが、従業員本人も積み立てられるようにする。

 資格年齢の引き上げと、拠出限度額の拡大により、加入者の老後の生活安定につなげるのが狙いで、政府は国民年金の追納期間延長などと合わせ、年金制度を充実させる考えだ。


(つづく)

認知症による事故

元気に安全運転

読売新聞より


(4)認知症 初期でも侮れず

 静岡県浜松市の国道で、愛知県の無職男性(当時67歳)の乗用車が約5キロ・メートルを逆走、衝突を避けようとした別の乗用車2台が相次いで中央分離帯に衝突した。軽いけが人1人を出しただけで済んだが、男性は認知症で家族から運転を止められていたらしい。2005年6月のことだ。

 認知症患者の6人に1人が何らかの交通事故を起こしたという調査結果もあるほど、認知症患者による事故は問題になっている。警察庁はこうした事故を減らすため、昨年6月から、75歳以上の免許更新希望者に認知症かどうかを調べる試験を義務づけた。年末までに23万7823人が受検、2人の取り消しが決まったという。

 認知症ドライバーの問題に詳しい熊本大学の池田学教授は、クルマを運転した時に認知症が疑われる七つのケースを公表(表)。このうち一つでも該当したら、医師の診断を受けるよう勧めている。「初期症状はクルマの運転でも顕著に表れる。周囲が変化に気づいてあげることが大事です」と、池田さんは言う。

 東京都老人総合研究所の矢冨直美・研究員によると、認知症の前段階として「軽度認知障害」という時期があり、この時期に低下する機能を鍛えることが予防につながるそうだ。たとえば、〈1〉日記を継続的に書き、「思い出す」行為を意識的に行う〈2〉料理と洗い物など、複数の作業を同時に進める――といった行為が効果的だという。

 加齢や認知症自体に罪はない。しかし、交通事故は加害者、被害者どちらの立場になっても悲劇が襲う。安全運転に向けた努力は、いくつになっても怠らないようにしたいものだ。(高田真之)


(つづく)

安全運転と脳トレ

元気に安全運転

読売新聞より


(3)脳トレで注意力を維持

 65歳以上のドライバーに、特有の事故はあるのだろうか。

 日本損害保険協会は2002年度に起きた事故について、運転者が65歳以上と65歳未満の場合に分けて分析した。その結果、65歳以上は「出合い頭衝突」の割合が急に増えた。このタイプの事故が起きるのは、注意力が若い年代に比べて下がるからだという。

 こうした事故を未然に防ぐため、日本自動車工業会は08年、脳トレで有名な川島隆太・東北大学教授の助言を得て、「交通脳トレ3か月」を作成した。文字ひろいや間違い探しなどのゲームのほか、音読、計算など、1日10分程度でできる設問が3か月分ある。

 脳トレの効果には疑問の声もあるが、中山章・同会参与は「ゲームを通じて、安全運転には注意力がとても大事だということを、高齢者に認識してもらえる」と、意義を語る。

 同会は「交通安全トレーニング」という実習教材も作った。公道の危険な場所などを高齢者同士がグループで話し合い、自分たちで答えを見つけるという内容だ。同会は交通脳トレと一緒に使うことを勧めている。

 岡山県倉敷市の主婦、松井和子さん(59)は今年2月から、この教材を地域住民20人と一緒に使い始めた。「講師が一方的に話す従来の講義と違い、参加者が楽しみながら自発的に取り組んでいる」と、松井さんは効果を語る。

 インターネット上にあるゲームソフトなら、一人でも利用できる。日本興亜損保は01年から、同社のホームページ上で桃太郎の鬼退治をモチーフにしたソフト「ももたろうの大冒険」を公開した。画面上のサル、キジ、犬をマウスで操って鬼を攻撃し、ゲームの結果から、注意力やスピード感覚などを3段階で診断してくれる。

 同社の広報担当者は「高齢者も含め、ドライバーが自分の安全運転能力を確認するきっかけになれば」と、話している。


(つづく)

高齢者の運転

元気に安全運転

読売新聞より


(2)ブレーキ踏む脚力鍛える

 年をとって身体能力が衰えると、クルマのブレーキを踏む力も弱まる。日頃から足の筋肉など基礎体力を鍛えておくことが、安全運転を続けるためには欠かせない。

 自動車安全運転センターは、時速40キロ・メートルで直進するクルマを合図とともに急停止させ、停止に要した距離を年齢別に比較した。

 結果は20?49歳だと平均約15メートルだったのに、65?74歳は同約17メートル。75歳以上にいたっては同約20メートルまで延びた。

 この結果について日本損害保険協会は、高齢者のブレーキを踏む脚力の弱さが一因となっているとみて、高齢者にふだんから軽い運動を続けるよう勧めている。〈1〉歩行速度が遅くなった〈2〉手足の関節が動きにくく、軽い痛みを覚える〈3〉歩行中につまずいたり、転びそうになったりする――といった人が対象になるという。

 具体的には、額に汗をかく程度の速度で、1日30分程度の散歩がおすすめ。首や手首のストレッチなど簡単な体操も効果があるという。

 交通安全のビデオ映画「高齢ドライバー事故防止のポイント」(新生映画社)は、クルマに乗る前にも軽い体操で体をほぐすことを勧めている。

 運転で疲れない座席の位置や姿勢も紹介している。それによると、運転席の背もたれで頭があたる部分(ヘッドレスト)の中心を、目の高さになるよう調節。座席はブレーキを踏みこんでも足が伸びきらない位置にすると良いそうだ。

 損保協会業務企画部自動車・海上グループの小谷野輝之さんは「運動・身体機能の低下は運転に悪影響を与える大きな要因。日頃から体を動かし、老化を防ぐ努力をしてほしい」と話している。安全で快適なドライブは入念な準備から、と言えそうだ。


(つづく)

安全運転寿命

元気に安全運転

読売新聞より


(1)順法精神もチェック

 まもなく暖かな春。自動車で行楽地などに遠出する機会も増える。

 しかし、年をとってくると、ハンドルさばきもしだいに鈍りがちになる。安全運転をするための注意点と心身のトレーニング法を紹介しよう。

 交通事故総合分析センター(東京)によると、65歳以上が運転する自動車が原因となった交通事故の死傷者は、増加傾向にある。2001年は2万9208人だったのが、06年は1万人増の3万9018人。交通事故全体の死傷者数が減少しつつあるなか、なぜ高齢者の事故は多いのだろうか。

 東京海上日動リスクコンサルティング主席研究員の北村憲康さんは「老化で視覚・聴覚といった身体能力や、安全運転を行うための運転能力などの必要な能力が落ちる」と解説する。順法精神や感情を制御する力なども弱まっていくらしい。

 現在の65歳以上の免許保有人口は約1100万人で、全体の14%でしかない。しかし、これからは人口の多い40?64歳の世代が高齢化し、事故はさらに増える危険性が高いという。

 北村さんは、高齢者や周囲の家族が本人の身体能力や順法精神などを診断できる30問のチェックシートを作り、著書「安全運転寿命」(星雲社)で紹介している。交通事故の原因を長年調べてきた経験を反映させたものだ。

 設問すべてにあてはまると、計25点になる。北村さんは、安全運転を維持できる年齢の上限を日本人の平均寿命などから、75歳に設定。75からあてはまった点数を引くと、その値が自分が安全運転できる年齢を示す。たとえば25点なら、その年齢は50歳だ。

 名付けて「安全運転寿命」。北村さんは「実年齢よりも低い数字が出る場合もあるが、自分の状態をチェックする目安として利用してほしい」と話している。


(つづく)
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