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介護職のメンタルケア

介護職の「心の健康」守る

読売新聞より


 介護の仕事は、自分の感情を抑えて人と密接にかかわるため、ストレスがたまりやすい。介護職員のメンタルヘルス(心の健康)はサービスの質を左右するだけに、利用者にとっても重要な問題だ。職員のメンタルケアに力を入れる事業所も現れてきた。(林真奈美)

ストレス防止へ、相談や定期診断

 「調子はどう? 困っていることはない?」。東京都江戸川区の特別養護老人ホーム「なぎさ和楽苑」(定員120人)で、生活相談員の中村庸子さんが介護フロアを回りながら職員に声をかける。生活相談員は利用者や家族の相談・援助を担う職種だが、和楽苑ではメンタル面を含めた介護職員のサポートも主要任務と位置づけられている。

 利用者や職員の様子を感じ取れるよう、3人の生活相談員は事務室ではなく介護フロアに常駐する。「声や足音も把握できるので、職員に元気がなければすぐわかります。職員が悩みや不満を一人で抱え込まないよう、気軽に声をかけ合える雰囲気作りを心がけています」と中村さん。

 和楽苑では5年ほど前から、本格的に介護職員のメンタルヘルス対策に取り組み始めた。少人数単位で家庭的な介護をする「ユニットケア」に転換し、職員の不安も大きかったためだ。

 まず、外部の専門機関と連携して、全職員を対象とするストレス診断を実施し、これを定期化。臨床心理士による電話相談(現在は週2日)も導入した。

 施設内部でも支援態勢を明確にした。生活相談員や上司が職員の変調に気づけば、常駐の医師や看護師につなぎ、必要に応じて精神科クリニックに紹介する。新人を先輩職員がマンツーマンで指導するチューター制度などの人材育成システムに、メンタル面のサポートの役割も盛り込んだ。

 施設長代理の鈴木信男さんは、「日頃から職員間のコミュニケーションを密にし、意見や悩みを率直に話せる雰囲気を作ることが重要。施設が職員の心身の健康に責任を持つことで、職員は安心感と納得感を持って働ける。それが結果的にサービスの質を上げ、利用者の満足度を高めます」と強調する。



画像の拡大 介護職員は、老いや死と向き合いながらも、職場では明るくにこやかな態度が求められる。医療職などと同様に高度な感情のコントロールを必要とする「感情労働」の一つだ。介護職員のストレスに詳しい国際医療福祉大学の小野寺敦志准教授は、「感情的に疲弊すると、相手への思いやりや仕事への意欲を失う『燃え尽き症候群』に陥る。認知症などコミュニケーションが取りにくい利用者が増える一方、利用者や家族の権利意識が高まっており、職員の負担が増している」と説明する。

 介護労働安定センターの介護労働実態調査によると、仕事上の悩みとして「精神的にきつい」を挙げる介護職員は31%。一方、メンタルヘルスの相談窓口を設けている事業所は22%にとどまる。介護職員向けのメンタルヘルス支援会社「ヒースコート」(千葉県)の二瓶章代表は、「介護業界は中小規模の事業所が多く、メンタルヘルス対策まで手が回らないのが実情。職場のリーダーが部下を適切に支援することが重要なので、そのための教育が欠かせない」と指摘する。


 職員のストレスは、認知症に対する理解不足や技術の未熟さが原因となる場合もある。介護方法や施設運営の方針などに関与できない環境や、慢性的な人手不足、賃金なども要因となる。小野寺准教授は「利用者にとって介護現場は生活の場であり、職員がストレスを抱えていると、生活全体に悪影響が及ぶ。人材育成や待遇も含めて、総合的にメンタルヘルスを考えていく必要がある」と話している。



◇介護労働実態調査の結果は、介護労働安定センターのホームページ(http://www.kaigo-center.or.jp/)で閲覧できる。
◇厚生労働省は、働く人のためのメンタルヘルス支援サイト「こころの耳」(http://kokoro.mhlw.go.jp)で、相談機関などを紹介している。


(つづく)
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受動喫煙

受動喫煙、世界中で年60万人死亡

読売新聞より


WHO14歳以下、16万人超す
 他人のたばこの煙を吸い込む受動喫煙が原因で世界中で年間60万人以上が死亡しているとの推計を、世界保健機関(WHO)などのグループがまとめ、26日付の英医学誌ランセットに発表した。

 研究グループは、世界192か国の喫煙調査やWHOデータなどをもとに、受動喫煙にさらされている割合や、受動喫煙が原因となって病気で死亡した人数を計算。2004年に世界中で60万3000人が死亡したと推定した。

 死者のうち、16万6000人は14歳以下の子供だった。世界中の子供の40%が家庭などで、受動喫煙にさらされており、特にアフリカや南アジアでの被害が大きかった。

 死者の3分の2にあたる37万9000人は、狭心症や心筋梗塞(こうそく)などの心臓病によるもので、16万5000人は肺や気管支の感染症で死亡した。

 研究グループは「家庭での受動喫煙を防ぐ取り組みを各国で進める必要がある」と強調している。


(つづく)

ランニング人気

ランニング人口、4年で200万人増

読売新聞より


 ランニング人口がこの4年間で200万人以上増えたことが、笹川スポーツ財団が実施した「スポーツライフに関する調査」で分かった。

 調査は5?6月、全国の成人2000人を対象に実施した。その結果、東京マラソンが始まる以前の2006年と比較して、「過去1年間にジョギング、ランニングを行った人」は5・9%から8・5%へと2・6ポイントアップ。推計人口にして605万人から883万人に増えた。

 性別で見ると、男性が8・1%から12・2%へ大幅アップ。女性も4・0%から4・8%へ増えていた。年代別に見ると、最も増えたのが40歳代で、7・3%から13・5%へ。次いで30歳代の8・4%→11・6%、20歳代の10・7%→13・3%と続く。


(つづく)

利尿作用のある飲み物

トイレが近い

読売新聞より


(3)極端な水分制限は危険

 食品の中には利尿作用があるものもあり、食べ方も気をつけたい。高齢者に食事指導をしている管理栄養士の山中恵里香さんは「トイレの悩みが深刻な場合は病院を受診する必要がありますが、日々の食事を工夫することで、悩みを軽減させることができます」と話す。

 利尿作用があるとされる代表格はカフェインだ。コーヒーや緑茶などのほか栄養ドリンクにも含まれている場合があり、注意が必要という。また冷たい清涼飲料や果物は体の冷えにつながり尿意を感じやすく、お酒は体が温まる印象があるが、利尿作用がある。

 一方、ビタミンEは頻尿の改善が期待できる栄養素という。「血液循環を良くする働きがあり、腎臓の機能を助けます。ナッツ類、豆乳、赤パプリカ、ダイコン葉、生ザケなどに多く含まれます」

 ビタミンEは脂溶性なので、油を使った料理がお勧めだ。ただ「これを食べればよくなる」という食品・栄養素はなく、「バランスの良い食事が基本」と山中さん。

 面談する高齢者には、夜中のトイレを心配して、午後から水分を制限する人もいるという。山中さんは「1日の必要量は1リットルから1・5リットルと言われています。極端な水分制限は健康を害する危険があります」と話す。(月野美帆子)


(つづく)

頻尿対策

トイレが近い

読売新聞より


(2)膀胱容量 増やす訓練を

 トイレが近いために、仕事に支障を来したり、出かけるのが憂うつになったりする人もいる。中には眠れなくなってしまう人もいるようだ。

 製薬会社「興和新薬」(名古屋市)学術研修部課長で薬剤師の阿部晴康さんは「心配し過ぎるのも考えものです」と話す。緊張して神経が過敏になり、かえって尿意を感じてしまうことがあるという。トイレのことを考え過ぎないようにする、行きたくなっても慌てないような心構えを持つことも大切だ=イラスト=。

 その上で「排尿記録」をつけることを勧める。飲んだ水の量、排尿時間やおおよその排尿量を記録してみると「水分を大量に飲んでいたり、それほどトイレ回数が多くなかったりと、客観的な状態が見えてきて、心配が薄れることがあります」。

 1回の排尿量が少ない場合、尿意を感じるとすぐに排尿してしまっている可能性がある。東京大学病院泌尿器科の井川靖彦さんは、膀胱(ぼうこう)が尿をためる機能が低下している場合があるとして、「膀胱訓練」をするよう助言している。

 トイレに行きたくなっても、15分?60分単位で排尿間隔を徐々に延長し、膀胱容量を増やす訓練だ。自宅でリラックスしている時に取り組む。井川さんは「この方法で、頻尿が改善したと感じる患者が多い。医師の指導を受けて取り組んでみて」と話す。


(つづく)

頻尿の原因

トイレが近い

読売新聞より


(1)頻尿「過活動膀胱」の場合も

 最近トイレが近くて――。そんな悩みを持っている人は多い。

 東京大学病院泌尿器科で排尿障害専門外来を担当する井川靖彦さんによると、「トイレが近い=頻尿」の目安は、毎日、日中に8回以上、また就寝後1回以上トイレに行く、という状態をいう。

 トイレのことで困っている、という人は、まずは自分の生活習慣を見直してみる。水分を取りすぎていないか、トイレが自室から離れていて不安や焦りを感じていないか、体が冷えやすい服装ではないか――など。

 頻尿の原因はこれらの生活習慣のほかに、「過活動膀胱(ぼうこう)」という病気の場合がある。井川さんは「疫学調査では40歳以上の男女の1割以上に、過活動膀胱の症状があることがわかっています。ところが『トイレが近いだけ』『年だから』などと軽く考え、病院を受診する人は非常に少ない」と話す。放っておくとトイレに追われる生活になり、生活の質も低下してしまう。

 過活動膀胱かどうかは、症状質問票=表=でチェックできる。合計点数が5点以下なら軽症だが、「6点以上の場合は、過活動膀胱や他の泌尿器疾患の可能性があるので、受診をお勧めします。医師の生活指導でかなり改善できます」と井川さんは話す。


(つづく)

臓器提供者の個人情報漏らす

臓器提供男性の個人情報漏らす

読売新聞より


高山市の幹部職員
 岐阜県高山市の病院で脳死判定され、臓器を提供した50歳代の男性について、同市の幹部職員が22日の市幹部会で氏名などの個人情報を漏らしていたことがわかった。

 臓器移植法のガイドラインは、臓器提供者の個人情報の保護を求めている。

 会議には幹部約30人が出席。情報公開を進めるため、同日から市民にも公開されたが、傍聴人はなかった。幹部職員は取材に対し、「臓器提供者とは30年前からの知り合い。家族の心情を考えず、自分の思いだけで話してしまった」と語った。23日に家族と面会して謝罪したという。

 個人情報保護のため、日本臓器移植ネットワークも名前などは公表していない。同ネットワーク中日本支部の移植コーディネーター・加藤治さんは「個人情報の公開は家族に負担がかかる場合があるので避けてほしい」と話している。

 高山市の国島芳明市長は「臓器提供者と移植患者の情報保護のために発言は差し控えるべきだった。今後も個人の情報がみだりに公にされることのないよう、最大限の配慮をする」とコメントしている。


(つづく)

高齢者虐待

昨年度の高齢者虐待1万5700件…3年連続増

読売新聞より


家庭内の加害者、息子41%

 高齢者への虐待件数が2009年度、1万5691件(前年度比5%増)に上り、調査開始以来、3年連続で増加したことが、22日発表された厚生労働省の調査で分かった。

 内訳は、家庭内での虐待が1万5615件、介護施設内が76件。家庭内の虐待者は息子が最も多く、41%(前年度40%)を占めた。

 調査は、高齢者虐待防止法が06年度に施行され、虐待の発見者に市町村への通報義務が課されたのを受け、全国の自治体に件数などを聞いた。

 家庭内虐待の場合、被害者の77%が女性で、80?84歳が最多の24%。被害者の少なくとも46%に認知症が認められた。

 被害者と虐待者が同居しているケースが86%あり、世帯構成は「未婚の子と同居」が最多(38%)だった。息子に次ぐ虐待者は夫(18%)で、娘(15%)、嫁(8%)などが続いた。

 虐待の種類(重複あり)では、暴力を加えるなどの「身体的虐待」(64%)が最も多く、暴言を吐くなどの「心理的虐待」(38%)、勝手に年金や預貯金を使うなどの「経済的虐待」(26%)、「介護放棄」(26%)、「性的虐待」(1%)の順だった。

 また、市町村が警察発表などから確認した虐待による死亡例は32人で、前年度より8人増えた。17人が介護者による殺人で、6人が介護放棄、5人が虐待による致死、3人が心中、1人がその他の理由によるものだった。

介護負担が表面化
 立命館大の津止(つどめ)正敏教授(地域福祉論)は「虐待者の大半を息子や夫が占めている背景には、介護に不慣れな男性が負担に耐えきれないという面もある。息子であれば親の介護と仕事の両立が困難になり、夫であれば『老老介護』の負担が積み重なって虐待という形で表面化しているのでは。介護保険制度は介護する側の事情が考慮されておらず、制度利用の仕方も含め、介護する側を支援する枠組みが必要だ」と指摘している。


(つづく)

無花粉スギ

無花粉スギ「はるよこい」の挿し木、来秋出荷

読売新聞より


日本初の無花粉スギとして品種登録された「はるよこい」の原木 県森林研究所(富山県立山町)は、全国で初めて無花粉スギとして品種登録された「はるよこい」の挿し木を来秋から出荷する。

 2012年には、木材として優れた特性を持つよう改良した優良無花粉スギも出荷予定。毎春、スギ花粉症に悩まされる人は2000万人以上とされるが、富山発のスギが飛散量を減少させる第一歩をようやく踏み出すことになる。開発にあたった斎藤真己主任研究員(39)は「花粉症の方の症状を緩和することに貢献したい」と意気込んでいる。

 無花粉スギは同研究所の職員だった平英彰さんが1992年(当時は県林業試験場)、富山市内の神社で発見。飛散量を定期観測していた木の中に、いつまでも花粉を飛ばさない木が偶然含まれていた。日本で初めての発見だった。斎藤氏は岐阜大大学院在学中に平さんと共同研究したことが縁で、97年に県の研究員として採用され、開発を引き継いだ。

 同研究所は、神社のスギの種を採取し、研究所敷地内に植えたところ、750本中29個体が無花粉だった。この中から、成長がよく、枝を土に植える「挿し木」をすると、よく根を張る1本が、2007年に「はるよこい」として品種登録された。

 はるよこいの挿し木は、240本育成され、年間500?1000本の挿し木を供給する態勢が整った。スギは県木で、都市部にも多く植えられていることから、公園や神社、学校の木などの植え替え用に出荷する考えだ。

 また、同研究所は、木材として成長や材質が優れている「精英樹」にも無花粉スギの遺伝子を持つ樹木があることを突き止め、天然の無花粉スギとかけ合わせた優良無花粉スギを開発。ビニールハウスの中で集中的に種を採取して大量生産する仕組みを作り、現在は年間5000?1万本の安定生産に向けた栽培が本格化している。12年からは木材用に5000本の苗を出荷し、14年には1万本に倍増する計画だ。

 富山市中心部の飛散量と標高別の開花時期を比較した結果、標高300メートル以下で、樹齢30年のスギが飛散量に大きく影響していることも判明。これは県内のスギ人工林の約3分の1にあたり、ここに無花粉スギを植えれば大幅に飛散量が減少することもわかった。

 近年は景気低迷などで木材需要が低迷しているが、ロシア材の輸出関税が高く、国・県が国産・県産材使用に力を入れていることから、今後植え替え需要が高まることが期待される。それでもすべて植え替えるには、約30?50年かかる見込みという。

 無花粉スギはその後、全国で見つかっているが、斎藤氏は遺伝子別のデータベースも作成。31都道府県に精英樹と交配した無花粉スギの種子を提供し、県外でも無花粉スギの研究が行われるようになった。

 斎藤氏はこれらの成果から、今年の農林水産省農林水産技術会議会長の若手農林水産研究者表彰に、05年の創設以来初めて県内から選ばれた。24日に千葉県で表彰式が行われる予定だ。米国の研究者からも問い合わせがあるほか、12年には都内で行われる国際花粉学会で研究成果を発表予定で、富山発の技術が世界からも注目を集めている。


(つづく)

介護保険負担増案

介護保険料、至難の抑制策…「利用者負担増」厚労省案

読売新聞より


財源足かせ 現場反発強く

 厚生労働省が19日に公表した次期介護保険改正に関する意見書案と試算は、公費財源の確保が見込めない中、保険料上昇を抑えるには、利用者負担増に踏み込まざるを得ない現状を浮き彫りにした。

 だが、負担増への反発は強い。一方で、福祉関係者からは「財源の足かせが重く、これでは利用者本位の改革につながらない」との落胆の声も上がっている。(社会保障部 小山孝、野口博文)

「月5000円」限界
 「高所得者の利用者負担の引き上げは、利用抑制につながる」「財源不足を理由に、現役世代に負担を求めるのは大反対だ」

 19日に開かれた社会保障審議会介護保険部会。利用者負担の増加につながる対策が並んだ意見書案に、委員から批判が相次いだ。

 利用者負担を求める背景にあるのは、介護保険料の上昇だ。同省の試算では、高齢化に加えて、介護人材確保のために導入され、2011年度に終了する介護職員の賃金引き上げ交付金制度(1人あたり月1万5000円)を継続するための費用を賄うと、保険料が月5200円程度に達する。高齢者の7人に1人しか利用していない介護保険制度については、自治体関係者などから、「保険料は月5000円が限界」との意見が根強い。“大台”を超えないためには、保険料以外の公費投入か、サービスの抑制、利用者負担増などの対策を取るしかない。

 今春、改正論議がスタートした時点では、現在5割の公費割合を6割に引き上げるなど、公費投入への期待感もあった。しかし、消費税増税論議は進まず、その期待は急速にしぼんだ。

 6月に閣議決定された財政運営戦略で、財源が必要な新たなサービスなどを導入する際は、それに見合う恒久財源を自前で用意しなければならないと決まったことの影響も大きい。「財政のタガがはめられてしまった」(厚労省幹部)ため、不人気の利用者負担増に踏み込まざるを得ないのが現状だ。

 しかし、負担増に対する関係者の反発は強い。

 19日の部会では、ケアプラン作成時の自己負担導入について、ケアマネジャーの団体「日本介護支援専門員協会」の木村隆次会長が「サービス利用の入り口となる部分への負担導入は絶対にすべきではない」と、断固反対の主張を展開した。

 年金収入320万円以上など、一定の所得がある高齢者がサービスを利用した時に、現行1割の自己負担割合を2割に引き上げる案に対しても、「介護は医療と違い、長期間使うサービスだ」(木間昭子・高齢社会をよくする女性の会理事)などの慎重論が相次いだ。

「現役世代」に期待
 ただ、こうした負担増や基金の取り崩しを行っても、軽減できる保険料の額は最大355円程度。将来の高齢化を考えると抑制効果としては焼け石に水といえる。

 苦しい財政事情の中、厚労省が期待を寄せるのが、40?64歳の現役世代が払う保険料の負担方法の見直しだ。所得が高い大企業の社員により多くの負担を求める方法に一部変更すると、所得の低い中小企業の社員の負担軽減に使われている国費が年430億?640億円程度浮く。これを介護職員の処遇改善などに活用したいというのが思惑だ。負担増となる健康保険組合連合会などは「現役世代の納得が得られない」と強い抵抗を示した。

 政府の推計では、現在7・9兆円の介護費用は団塊世代が全員75歳以上となる25年には19兆?23兆円に膨らむ。意見書案では、住み慣れた地域で長く暮らせるよう、24時間対応の訪問介護の導入などが盛り込まれたが、介護関係者からは「こんな状況では、今、介護現場に必要な改革ができない」と落胆の声も聞かれる。

 介護保険部会長を務める山崎泰彦・神奈川県立保健福祉大教授は部会終了後、「現政権が、国民に税の負担増を求めることに踏み切れていない。財政制約が厳しい中で、折り合いをつける努力を最後まで続けたい」と苦しさをにじませた。

民主は及び腰
 意見書案で改正の方向性や負担増などの財源対策の選択肢を示したことで、「後は民主党がどう決めるかにかかっている」と厚労省幹部は話す。

 部会の開催に先立つ19日午前、非公開で開かれた民主党介護保険制度改革ワーキングチーム(WT)の会合。出席議員は同省担当者が示した負担増の試算を前に、ため息を漏らし、具体的な議論に至らなかった。

 WTは10月下旬に設置され、計5回開催されたが、「介護職員の賃金アップのための費用を介護報酬で賄うと利用者負担が増える」「高齢者に冷たい、悪い方向の改正になったと思われては困る」など、負担増を警戒する発言が相次いだ。WT主査の藤田一枝衆院議員は「高齢者の負担が増えるのは悩ましい。負担をどこに求めたらよいのか」と苦しい胸の内を明かす。

 「当面は消費税の引き上げは考慮の外に置かざるを得ない」(民主党厚生労働部門会議座長の石毛子衆院議員)と言うが、政治が負担増論議を避け続けることは許されない。


(つづく)

腰割り、腰入れ

(3)体重減り、敏しょう性向上

読売新聞より


 腰割りの効果は、実験でも確認されている。筑波大教授(スポーツ医学)の白木仁さんは昨年、腰割り初心者の30?40歳代の男女8人に、原則1日1セット(10回)を3か月間続けてもらう実験をした。

 その結果、平均で体脂肪が0・9%、体重は1・1キロ減り、敏しょう性の指標となる反復横跳びの回数は30秒あたり平均5・6回増えていた。

 実験に協力した8人は、「冷え症や腰痛が改善された」「階段の上り下りが楽になった」などの感想を寄せた。白木さんは「普段運動をしていない人ということもあるが効果がはっきり表れた」と話す。

 メジャーリーグで活躍するイチロー選手は、腰割りに「肩入れ」の動作を加えている姿でおなじみだ。腰割りの姿勢から、左右の肩をゆっくりと交互に前に突き出す。両肩を2?3回ずつ続ければ、肩甲骨の周りの筋肉のストレッチになる。デスクワークで固まりがちな筋肉をほぐすことができる。

 元力士・一ノ矢の松田哲博さん(49)は引退直後、現役時代に付き合ってきた座骨神経痛がぶり返したが、腰割りを始めると、痛みは和らいだ。今では、四股(しこ)も交えて、朝と夜に10回ずつ腰割りを続け、外出時で信号待ちの時にも腰割りをすることも。「誰でも手軽にできて、長続きする運動です。股(こ)関節の筋肉に効いている心地よい感覚を体験してもらいたい」と語る。(野村昌玄)


(つづく)

腰割りと筋肉

腰割りのススメ

読売新聞より


(2)普段使わない筋肉に刺激

 股(こ)関節は人体で最も大きな関節で、体重を支え、歩行にも重要な役目を果たす。股関節の周りが硬いと、ひざや腰を痛めやすい。

 股関節の周りには、現代では日常的にあまり使われない筋肉も多い。筑波大教授の白木仁さん(スポーツ医学)によると、特にお尻の多くを占める大臀(だいでん)筋や、太ももの内側の内転筋、裏側のハムストリングスなどの衰えが顕著だという。

 日本では、生活の欧米化で床のぞうきんがけや和式トイレといった、かつての生活様式が消えつつある。「相撲でいう蹲踞(そんきょ)の姿勢が廃れていることもその表れ」と白木さんは指摘する。腰割りの姿勢は、大腿(だいたい)四頭筋など股関節を取り巻く筋肉だけでなく、体の奥の細かい筋肉など普段はなかなか鍛えることのない部分に刺激を与えて血液の循環を改善し、エネルギーの消費を促す効果も期待できるという。

 ウエートトレーニングなどで筋力を鍛えるには、ある程度強い負荷を筋肉に加えるが、無理に続けると関節も痛めやすい。白木さんは「体重の大きい力士にはスクワットはひざへの負担が大きい。腰割りは下半身の筋肉の安全な鍛え方として継承されてきたのではないか」と話す。

 ただし腰割りに注意が必要な人もいる。骨粗しょう症の人や、脱臼などのけがをして間もない人などは医師に相談したい。


(つづく)

腰痛対策

腰割りのススメ

読売新聞より


(1)シコ踏む姿勢で筋トレ

 相撲で四股(しこ)を踏む際の基本姿勢となる「腰割り」の効果に注目が集まっている。

 太ももの表側の大腿(だいたい)四頭筋を中心に刺激するスクワットに似ているが、腰割りではこの筋肉に加えて、大臀筋(だいでんきん)や内転筋など、股(こ)関節の周りにあるお尻や太ももの筋肉をまんべんなく刺激するのが特徴だ。

 腰割りの動作は単純だ。まず肩幅より広く、自分の開きやすい足幅を決めて立ち、背筋を伸ばしてそのまま腰を下ろす。自分が下ろせる位置まで腰を落としていくが、この時、ひざが内側に入らず、ひざと爪先の向きがそろっていることが重要だ。こうした上げ下ろしを繰り返すだけだ。

 腰割りのトレーニングの著書もある元力士・一ノ矢の松田哲博さん(49)は、昭和以降では最高齢となる46歳まで現役だったが、「相撲を24年間続けられたのも、腰割りに支えられたからです」と強調する。

 引退後まもない3年前、松田さんは腰痛に悩む妻に腰割りを勧めた。1セット5回を1日2?3セット続けるうちに、3日ほどで腰痛がなくなり、30分も持たなかったウオーキングも、ほとんど苦にならなくなったという。

 深く腰を下ろすのがつらい場合について、松田さんは「最初は無理をしない範囲で、浅く1?2センチでも十分です」とアドバイスする。


(つづく)

電子タバコ

電子たばこ ベストセラー…禁煙志向追い風

読売新聞より


 電子たばこが、全国の書店で爆発的に売れている。出版社の宝島社が、電子たばこを本のパッケージに包み出版物の流通ルートを使い全国の書店やコンビニで販売したところ、「210万部」のベストセラーになった。

 電子たばこは、たばこの味やにおいのする液体を電気で温め霧状にして吸い込む仕組み。同社は電子たばこ本体に、ニコチンゼロでそれぞれ異なる味のカートリッジ3本と充電器をつけて5月に2500円(税込み)で売り始め、約5万8000の店舗が扱っている。初版は20万部だったが徐々に売り上げを伸ばし、10月からのたばこ増税による「禁煙志向」も手伝い今月の8度目となる重版では60万部増やし、来月も重版の予定だという。


(つづく)

脳とお金稼ぎ

お金目当てでは楽しめない=脳科学実験で初確認―教育上の参考に・玉川大など

時事通信


 面白いことでもお金稼ぎが目的になると楽しめなくなり、自発的なやる気が低下することが、脳活動の変化として裏付けられた。玉川大の松元健二准教授やドイツ・ミュンヘン大の村山航研究員らが15日までに行った実験の成果で、米科学アカデミー紀要電子版に発表される。これまで心理学の行動実験では知られていたが、脳科学実験で確認されたのは初めて。教育上の参考になりそうだ。
 松元准教授によると、勉強やボランティア活動をしている子供に、思い掛けない褒美をあげるのは励ましになる。しかし、最初から成績に応じた小遣いを約束すると、「やらされている」感覚が生じ、小遣いをもらえなくなったときに意欲が低下する恐れがあるという。 


(つづく)

ヒートショック

冬の一番風呂、ご用心

読売新聞より


急激な温度変化、脳出血の原因に…浴室暖め、足からかけ湯
 入浴時の急激な温度変化が原因で脳出血などを引き起こす「ヒートショック」で、神戸市消防局に2009年に救急要請した人は619人に上り、3人に1人が救急車の到着時で死亡したり重症だったりしたことが分かった。

 症状を訴えた人の8割は高齢者で、同消防局は通報が増える冬場を前に、浴室が暖まった状態で入浴する「二番湯」の利用などを呼び掛けている。

 ヒートショックは、寒い浴室などから熱湯を張った浴槽に入り、血圧が急に下がった時に起きやすい。

 入浴20?30分後に意識がもうろうとして脳内出血を起こした男性(64)や、入浴直後に激しい頭痛と嘔吐(おうと)に襲われ、くも膜下出血になった女性(76)などのケースがあり、血管などの機能が衰えた高齢者の発症が多いとされる。

 619人のうち、救急車到着時にすでに死亡していたのが95人、重症だったのは114人。また、77%の479人が65歳以上の高齢者で、半数以上の383人が冬場(1?3、11?12月)の要請だった。

 ヒートショックによる救急要請の統計の発表を始めた07年は322人、08年は349人で、09年はほぼ倍に増えている。


 同消防局によると、増加の原因は不明。ただし、気象庁のデータによると、09年の冬場の平均気温は平年値より高めで、冷え込みの厳しい時期でなくても油断は禁物といえそうだ。

 では、どうすれば防げるか。

 同消防局によると、〈1〉服を脱ぐ前に浴室内を暖め、湯船との温度差を小さくする〈2〉入浴前には足元から上半身に向かって順番にかけ湯をし、湯船の温度も39?41度にとどめて長湯をしない――ことが基本だ。

 特に高齢者は、家族と同居している人は、浴室が暖まった状態で入浴できる二番湯を利用し、一人暮らしの人は蛇口ではなく、蒸気の出るシャワーで湯を張ると良いという。同消防局は「ヒートショックと感じた場合はいち早く119番を」と訴える。(岡本久美子)


(つづく)

歩く能力と介護

歩く力高いと要介護の危険性低下

読売新聞より


美唄の高齢者調査、健診受診者も好結果

 歩く能力の高い高齢者は要介護になりにくい――。国立長寿医療研究センター(愛知県)と北海道美唄市などの研究チームが、市内の75歳以上の高齢者190人(平均年齢80歳)を対象に実施した調査から、高齢者の歩行能力と要介護になる危険性との関連が浮かび上がった。

 調査は2005年、06年に運動機能測定を行い、その後3年3か月にわたって追跡調査をした。その結果、調査の期間中に新たに要介護認定を受けたのは34人。5メートル歩くのにかかる時間で高齢者190人を速いグループと遅いグループに分類したところ、34人のうち9人が速いグループだった。遅いグループは25人で、要介護になる危険性は倍以上だった。

 センターの牧迫飛雄馬研究員は「歩行能力が将来の要介護発生に影響を与える重要な要因の一つであることが確認された。歩行機能を維持する取り組みが重要だ」と話している。

 また、市内の高齢者1106人を対象に、介護予防健診と要介護の関係を調べたところ、健診を受けた人は受けたことのない人より要介護になる可能性が低いこともわかった。

 04?08年に健診を受けた人の要介護発生率が1・4%だったのに対し、1回も受けたことのない人では4・2%と3倍に上った。市では「健診を受けることが健康な生活を送る第一歩になる。まずは受診して」と呼びかけている。

 調査は、貯筋体操などこれまで取り組んできた介護予防事業の効果を検証するため、市が同センター、札幌医科大、東京都健康長寿医療センターに協力を依頼して行った。


(つづく)

牛乳の成分活用

牛乳の効用

読売新聞より


(3)サプリメント開発も

 健康に役立つように、牛乳に含まれる成分を活用した素材の開発も進められている。

 「鉄・ラクトフェリン」がその一つ。牛乳の中のたんぱく質のラクトフェリンを、鉄と混ぜ合わせたものだが、血をなめたときのような鉄分特有の味がしないようにしてある。

 鉄・ラクトフェリンの入った加工乳やサプリメントなどがあり、鉄不足に陥りやすい女性には、鉄分が吸収しやすく、胃に負担をかけることも少ないという。開発に携わった雪印メグミルクの三浦晋さんは「イライラ感ややる気の低下が抑えられたり、生理痛を低減させたりする効果が確認されている」と話す。

 ラクトフェリンじたいの解明も進んでいる。胃の中に入ると、「ラクトフェリシン」になる。ラクトフェリシンは、病原性大腸菌O(オー)157や、胃炎の原因となるピロリ菌などに殺菌効果を発揮する。森永乳業食品基盤研究所の山内恒治さんは「宅配専用の牛乳やヨーグルトなどの商品に入れていますが、免疫を高め、細菌やウイルスから身を守る働きをしています」と説明する。

 ただ、乳アレルギーのある人には不適。ラクトフェリンの摂取を控えた方が安全だろう。牛乳を口にするとおなかがゴロゴロしがちな人もいる。そんな人には、腹痛の原因となる「乳糖」をあらかじめ分解した加工乳がお薦めだ。(内田健司)


(つづく)

牛乳とカルシウム

牛乳の効用

読売新聞より


(2)骨も歯も丈夫に

 牛乳と言えば、カルシウム。骨や歯を丈夫にする働きで知られる。

 カルシウム不足で心配される代表的な病気には、骨がスカスカになって脊椎(せきつい)や大腿(だいたい)骨などが折れやすくなる骨粗しょう症がある。

 日本骨粗しょう症学会などによると、国内の推定患者数は1100万人。女性が圧倒的に多いものの、厚生労働省の患者調査を見ると、男性でも70歳を超えると増えてくる。

 骨も、毎日新陳代謝を繰り返している。成人だと2?3年周期ですべての骨が生まれ変わる。

 高齢期に限らず、骨粗しょう症予防で注目されるのが、子どもの成長期の対策。骨量の変化を調査した近畿大の伊木雅之教授(公衆衛生)は「男子は中学生、女子は小学校高学年でしっかりとした体をつくることが、骨の成長にとって重要です」と説く。特に学校給食で牛乳を飲んだ子どもと、飲まなかった子どもを比較すると、牛乳を飲んだ子どもの方が骨密度が増えていた。

 「牛乳・乳製品には虫歯を予防したり、歯を健康にしたりする効果もある」と話すのは健康科学大の折茂肇学長(老年医学)だ。骨粗しょう症の患者は、歯の抜ける数が多い傾向もあり、閉経後の女性に対する調査では、太めの人の方が骨粗しょう症になりにくく、やせている人は、残った歯の数が少なかった。

 「牛乳を飲み、日光を浴びながら1日30分程度歩くなどの運動をするといい」と助言している。


(つづく)

牛乳とメタボ

牛乳の効用

読売新聞より


(1)体脂肪率を下げる効果

 牛乳・乳製品をよく取る人は、メタボリック(内臓脂肪)症候群になりにくい――。

 こんな調査結果が今年8月に発表された。牛乳には健康にどんな効用があるのだろうか。

 この調査は、日本酪農乳業協会から委託された研究会が、大手乳業メーカー4社の従業員と家族を対象にアンケートしたもので、“身内”相手とはいえ、約8600人から回答を集めている。牛乳・乳製品の摂取量で3グループに分けて健康状態を比較してみると、最も多く飲む女性は、最も飲まない女性よりメタボの有病率が40%少なく、中性脂肪や血圧も低い傾向が見られた。

 調査にあたった女子栄養大の上西一弘教授(栄養学)は「牛乳に多く含まれるカルシウムは、血圧を低下させることが知られています」と話し、「中学、高校生を対象にした別の調査結果では、牛乳を飲む人は、体脂肪率が低いこともわかっている。牛乳を飲んだら太る、というのは誤解です」と強調する。

 日本女子大の江沢郁子名誉教授(栄養学)も、〈1〉牛乳には脂肪が多い〈2〉コレステロール、カロリーも高い――という誤解を指摘したうえで、「牛乳コップ一杯(200ミリ・リットル)の脂肪分は8グラム程度で、エネルギーも138キロ・カロリー。心配するほどの量ではない。体脂肪率を下げる効果もあり、牛乳を飲む習慣を作りましょう。体脂肪が気になる人は低脂肪牛乳に切り替えればいい」とアドバイスしている。


(つづく)

認知症サポーター制度

認知症サポーターに商店主 理容店、銭湯…まず23人

読売新聞より


板橋区が登録制度…接し方学び、安心の輪
 認知症のお年寄りが安心して暮らせるまちづくりを目指し、板橋区は商店主らを「認知症サポーター」に登録する制度を始めた。

 患者への接し方などを養成講座で学んでもらい、「高齢者あんしん協力店」としてステッカーをはってもらう。理容店、弁当店、銭湯、居酒屋、接骨院……。9日開かれた第1回講座には様々な業種の23人が参加し、さっそく登録された。

 「優しい対応が基本。驚かせない、急がせない、自尊心を傷つけないの3点が大切です」。区立文化会館(大山東町)で開かれた養成講座で、区医師会「もの忘れ相談医」の山口善弘さん(48)が商店主らに語りかけた。

 意見交換会では、いくら支払うのか分からないためいつも1万円札を出す人や同じ目的で1日に何度も来店する人など、商店主らが日頃接している認知症患者の様子も報告された。

 参加者の1人、弁当店を営む宇田川ひとみさん(56)は、朝昼晩とひじきの煮付けを買ったり、何人分もの弁当を一度に持ち帰ったりするお年寄りに、これまで「気に入ったんですか」などと声をかけるようにしてきた。講座を受け、「時間をかけた対応が大切だと改めて感じた。急いでいるお客さんにも理解してもらえるよう努力したい」と話した。

 ヒゲそりをしていないお年寄りから「カミソリでケガをした」とクレームを受けた経験があるという細山敏夫さん(60)も「優しく接することと自尊心を傷つける対応は紙一重だとわかった。赤ちゃん言葉などは使わず、慎重に対応したい」と語った。

 厚生労働省が提唱した認知症サポーターは、認知症を脳の病気として正しく理解し、患者への接し方などを学んで、本人や家族を助けるボランティアだ。全国の自治体で約171万人(3月末現在)が登録されている。

 板橋区でも2008年以降、民生委員や町内会員を中心に約2000人が登録されているが、高齢者の利用が多いコンビニや薬局、金融機関などから「どんな対応をすればいいのかわからない」といった問い合わせが多いため、養成講座の対象者を商店主らに広げることにした。ステッカーをはってもらうことで、地域の人々や患者の家族らに認知症のお年寄りが安心して利用できる店だと知らせる。

 区おとしより保健福祉センターは「区全域の事業者を対象にした制度は23区で初めて。サポーターの輪を広げていきたい」と話している。(松田晋一郎)


(つづく)

認知症対応

精神疾患の早期支援(3)認知症の進行 遅らせる

読売新聞より
 

 脳が次第に萎縮するアルツハイマー病などの認知症を、根本的に治す方法はない。だが、早期から治療と支援を行えば、進行を遅らせ、本人や家族の生活の質を維持できる可能性がある。各地でその取り組みが始まった。

 熊本県では昨年、熊本大学病院と七つの精神科病院が手を結び、独自の認知症治療ネットワークが生まれた。各病院は地域の開業医や介護福祉関係者と連携し、認知症の兆候が出た人を早期から受け入れ、診断と治療にあたる。ネットワークの要である同大学病院は、診断が難しい患者や、身体疾患を合併する患者など、精神科病院では対応が難しいケースを積極的に受け持つ。

 グループホームで夜間徘徊や暴言、暴力行為が続き、退所を求められた70歳代の認知症の女性は、昨年、同大学病院で入院治療を受けた。認知症の症状悪化の背景には、昼夜逆転の生活があることが多い。この女性も睡眠リズムが乱れていた。しかし、安易に睡眠薬を出すと、意識がもうろうとして転倒する恐れがあるため、同病院神経精神科教授の池田学さんは投薬を避けた。

 代わりに、研修医や看護師が日中、頻繁に話しかけたり、軽い運動を勧めたりして、眠る時間を調整した。顕著な幻覚、妄想もあったが、これを抑える薬を一時的に少量使うと治まった。2週間後には昼夜逆転はなくなり、行動が落ち着いた。女性は再び、グループホームに戻ることができた。

 この女性は、もし適切な治療を受けられなければ、子や孫の家で同様の症状を起こし、本人が事故にあったり、家族を追い詰めたりする恐れがあった。池田さんは「介護福祉施設で受け入れが困難になり、行き場をなくす患者は少なくない。適切なタイミングでの『医療的介入』は、家族など介護者を守ることにもつながる」と話す。

 北海道中央部の中空知地区では、医療と福祉の連携強化が進む。砂川市立病院精神神経科部長の内海久美子さんらが中心となり、介護福祉施設の最新の空き状況や、医療施設、福祉相談窓口の場所などの情報を提供するインターネットサイトを開設。医療や福祉により早くつながる仕組みづくりを進めている。

 内海さんは「認知症治療にたずさわる医師は、治せないという負い目がある。だからこそ、早期から様々な手を尽くして、患者の生活の質の維持に努めなければならない」と話す。

 認知症の早期支援などを目的に、厚生労働省は拠点病院の整備を進めている。だが経験のある医師は少なく、支援体制は自治体ごとに大きな開きがある。先駆的地域の試みを生かし、全国で格差なくサービスを行えるよう、対策が急務だ。


(つづく)

細胞作成に新技術

iPS細胞使わず「血液細胞」…カナダの大学チームが成功

読売新聞より


 たった一つの遺伝子を人間の皮膚細胞に送り込むだけで、血液細胞の前段階である細胞に変えることに、カナダ・マクマスター大の研究チームが成功した。

 現在は皮膚細胞などに3?4個の遺伝子を導入してiPS細胞(新型万能細胞)を作製し、様々な細胞に変化させる研究が世界各国で進められているが、今回の成果はiPS細胞を使わずに血液細胞を簡単に作る技術につながる可能性がある。8日の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。

 研究チームは、iPS細胞を作る時に使う遺伝子のうち、「OCT4」という遺伝子のみを皮膚細胞に導入した。その結果、血液細胞になる寸前の「血液前駆細胞」に変化した。この細胞に変化を促す特殊なたんぱく質を加えて培養し、白血球や赤血球などの血液細胞になることも確認した。

 iPS細胞は複数の遺伝子導入が必要な上、実用化のためには、がん化などの様々な変化に対応する必要がある。一つの遺伝子導入だけですむ今回の手法は、細胞の変化も少ないとみられ、実用性の高い細胞作製法につながると期待される。


(つづく)

新高齢者医療制度

新高齢者医療制度の検討「知らない」6割…内閣府世論調査

読売新聞より


 内閣府が6日発表した「高齢者医療制度に関する世論調査」によると、政府が、75歳以上を対象とする現行の後期高齢者医療制度を廃止し、2013年度から新医療制度を開始するための検討を進めていることを知らない人が約6割に上った。

 厚生労働省は「国民の理解は進んでいない。より丁寧な説明を心がけたい」としている。

 新制度は、〈1〉75歳以上の後期高齢者を74歳以下と同じ保険制度とする〈2〉高齢者の保険料を抑えるため、大企業の健康保険組合や公務員の共済組合に負担増を求める――などが柱だ。

 しかし、新制度の検討を「知っている」と回答した人は40・5%にとどまり、59・5%は「知らない」と答えた。新制度のあり方に関しては、「適切」「どちらかといえば適切」が計51・8%で半数を超えた。「適切でない」「どちらかといえば適切でない」は計25・9%だった。


(つづく)

コーヒーの鮮度

コーヒーはいかが?

読売新聞より


(3)深い味わい 鮮度が命

 コーヒーをよりおいしく飲むためには、どうすればよいのだろう。コーヒー販売会社キーコーヒーのコーヒー教室でインストラクターを務める金井育子さんに聞くと、「鮮度が命です」という答えが返ってきた。

 コーヒー豆には脂肪分も含まれる。空気中の酸素に触れると脂肪が酸化し、風味が落ちるだけでなく、体にも良くない可能性がある。金井さんは「豆の状態では開封後1か月、粉の状態では2週間のうちに飲みきるのがいい」とアドバイスする。

 コーヒーメーカーを使っている人は、長時間の保温は避けよう。30分以上保温すると、煮詰まって不快な酸味が強くなる。また、できたてのコーヒーの表面に張っている油膜は、ぬるくなったものを温め直すと酸化するから、新しく作り直した方がいい。

 コーヒー豆で売られている品種の大半は「アラビカ種」。産地の気候や高度などで味や香りに微妙な違いが生じるが、成分としてはほぼ同じだ。砂糖をつい入れがちな人は、浅煎(い)りで苦みの少ないコロンビアやモカ、ブラジルがお勧め。クリームを入れて苦みや酸味を抑えてもいい。

 コーヒーはもともと薬として使われたとされる。過度な期待はすべきではないが、深い味わいと香りに身をまかせるのも悪くない。(木村達矢)


(つづく)

コーヒーと香り

コーヒーはいかが?

読売新聞より


(2)心リセット 集中力アップ

 ふくよかな香り、深い味わい……。コーヒーはおいしい飲み物として楽しまれている一方、眠気覚ましとして飲む人も多い。ストレス過多の現代人にとっても頼もしい味方だ。

 コーヒーの香りには脳をリラックスさせる効果がある。杏林大の古賀良彦教授(精神神経学)が、20代の女性10人にさまざまな種類のコーヒーをかいでもらったところ、特にブルーマウンテンやグアテマラの香りをかいだとき、リラックスしていることを示す脳波「α(アルファ)波」が増えていることが分かった。

 東京大の飯野正光教授(薬理学)は、コーヒーに含まれるカフェインが集中力を高め、計算能力を向上させる効果を実験で明らかにした。医学生にカフェイン入りか、カフェイン抜きのコーヒーを飲ませ、単純な足し算問題を解いてもらった。すると、カフェインを摂取したグループだけが正答数が伸び続け、この効果は約1時間持続した。もともと正答数の低い人の方がカフェインによる成績アップ効果が顕著だという。

 杏林大の古賀教授は、「仕事中にコーヒーを楽しむのはストレスの多い現代人には理想的な休息法」と話す。コーヒーの香りでストレスをリセットし、その後、カフェインの効果で再度仕事に集中することができる。ただ、「カフェインには利尿効果もあるので、トイレは近くなりますよ」と飯野教授はアドバイスする。


(つづく)

コーヒーと健康

コーヒーはいかが?

読売新聞より


(1)飲んで運動 脂肪燃やす

 寒くなってくると、あったかいコーヒーが恋しくなる。「体に良くないのでは」と思っている人もなかにはいるかもしれないが、最近、コーヒーにはさまざまな健康効果があることが知られるようになってきた。

 特に注目されているのが、肥満予防効果。京都大の森谷敏夫教授(応用生理学)は、コーヒーを飲むと自律神経が活性化され、脂肪燃焼が高まることを明らかにした。カフェイン入りとカフェインなしのコーヒーを比べると、カフェイン入りの方が自律神経を活性化する効果が高かった。

 自律神経は満腹感と空腹感のバランスをとり、体重を一定に保つ働きがあるが、加齢や偏った食事、運動不足で、その働きは低下。その結果、肥満につながると考えられている。

 森谷教授が勧めるのは、運動30分前のコーヒー。ウオーキングや自転車など軽い運動の前にコーヒーを飲めば、脂肪燃焼が促進される。「この場合、ブラックで飲むことが大事」と森谷教授。砂糖を入れると、脂肪が使われる割合が低くなってしまう。

 国内外の研究でコーヒーを飲む習慣のある人は肥満や糖尿病、脂肪肝の発生が抑えられるとのデータもある。コーヒーの効能に詳しい神奈川工科大の石川俊次教授(臨床栄養学)は「飲み過ぎはよくないが、楽しみつつ自分に合う量を飲むといい」と話す。あなたもコーヒーはいかが?


(つづく)

「がん」治験報道に波紋

朝日の「がんワクチン」報道が医療界や患者に波紋

産経新聞より


新たながん治療法として注目される「がんペプチドワクチン」の臨床試験の停滞を憂う声が広がっている。東大医科学研究所(東京都港区)が開発し、医科研付属病院で臨床試験中に発生したペプチドワクチンの消化管出血事例を、医科研がワクチンを提供しているほかの病院に伝えていなかったことを問題視した朝日新聞の記事がきっかけだ。関連学会や患者団体などから抗議の声が上がっているほか、30日には日本がん免疫学会が緊急シンポジウムを開催する事態になっている。

 きっかけとなったのは朝日新聞が15日付朝刊1面などで報じた「臨床試験中のがん治療ワクチン『患者が出血』伝えず」の一連の記事。

 記事によると、医科研病院で平成20年、がんペプチドワクチンの臨床試験中に、膵臓(すいぞう)がんの被験者に消化管出血が発生。院内では「重篤な有害事象」と報告されたのに、医科研が同種ワクチンの提供先である他病院に伝えていなかったとされる。

 厚生労働省の指針は、「他施設と共同で臨床試験を行う場合は『重篤な有害事象』を他施設にも報告」と求めている。だが医科研側は「共同ではなく単独の臨床試験であり、報告義務はない。過去に他大学病院から出血事例の報告があり、研究者の間ではすでに情報共有されていた」と反論。「出血はがんの進行で血管が詰まったのが原因と考えられるのに、『重大な副作用』と誤解されかねない」と訴えている。

 がんペプチドワクチンは、がん細胞を攻撃する免疫細胞が、がん細胞の表面にあるペプチド(タンパクの断片)を標的として攻撃する性質を利用。ペプチドをワクチンとして体内に大量に注射して、がん細胞への攻撃を促進する。

 外科治療、抗がん剤、放射線治療に次ぐ「第4の治療法」として期待されているが、報道の影響で、研究を進める医療機関には「ワクチンは大丈夫なのか」という患者らからの問い合わせが相次いだという。

 日本癌(がん)学会と日本がん免疫学会は22日、そろって抗議声明を発表。「情報をゆがめ、誤った理解へと誘導する内容」などと、朝日新聞社に記事の訂正と謝罪を求めた。

 日本がん免疫学会は急遽(きゅうきょ)、30日にシンポジウムを開催し、大阪大や久留米大の医師らがこれまでの研究成果などを発表。ペプチドワクチンの臨床試験を実施する61施設でつくるネットワークも29日、抗議文を出した。

 医科研病院とは異なるペプチドワクチンで臨床試験を行っている久留米大先端癌治療研究センターの山田亮所長は「がんワクチンが危険なものというイメージが定着しかねない。研究に対する国の助成が減らされる可能性もあり、報道の影響は計り知れない…」と懸念する。

 治療薬の開発を求める41の患者団体も20日、厚労省で記者会見。「臨床研究の停滞が生じることを強く憂慮します」などとする内容の声明文を発表した。

 会見した卵巣がん体験者の会スマイリーの片木美穂代表は「臨床試験はがん治療成績の向上のために、重要な役割を担っている。臨床試験が停滞したら、困るのは患者」と話す。

 膵臓がん患者でつくるNPO法人、パンキャンジャパンの眞島喜幸事務局長も「治療が尽きた患者にとってペプチドワクチンの臨床試験への参加は最後の望みなのに、不安が大きくなっている」と訴えている。

 朝日新聞社広報部の話「当該記事は、薬事法の規制を受けない臨床試験には被験者保護の観点から問題があることを、東大医科研病院の事例を通じて指摘したもので、確かな取材に基づいています」


(つづく)

卵アレルギー用卵

卵アレルギー用卵、根拠なし…消費者庁が注意

読売新聞より


 「卵アレルギーでも食べられる」としてインターネット上で販売されている卵について、消費者庁は29日、「実際にアレルギー患者が食べると健康被害の恐れがある」と注意を呼び掛けた。

 同庁は、患者の体験談とともに「安心して食べられる」などと宣伝する業者を10社余り把握しているが、専門家に確認したところ「卵からアレルギーの原因物質を完全除去するのは不可能」との見解を得た。

 科学的根拠を欠いた広告・宣伝は食品衛生法が禁じる虚偽広告にあたる可能性があるとしている。


(つづく)

がん治療に年間百万円

がん患者負担、年100万円

読売新聞より


6600人調査…治療費や健康食品で
 国内のがん患者が1年間に支払う治療関連費用の自己負担額は、1人平均100万円を超え、高額療養費制度などの償還額を差し引いても年間40万円近くにのぼることが、濃沼(こいぬま)信夫・東北大教授(医療管理学)の調査で分かった。

 29日、京都市内で開催中の日本癌(がん)治療学会学術集会で発表した。

 調査は2004?09年、がん治療を行う約50医療機関の患者約6600人(平均63歳)に、領収書や家計簿を見ながら支出額を記入してもらった。

 その結果、医療機関で支払う治療費に、健康食品や民間療法などに使った費用も含めると、自己負担額は1人年間101万円。高額療養費制度や民間医療保険などの利用による償還・給付額は平均で年間63万円で、それを差し引いても年40万円近い出費になる。

 中には、経済的な理由で治療を変更・断念した患者も3%程度いた。

 一方、日本医療政策機構が昨年、約1600人のがん患者らから回答を得た意識調査では、治療費について約7割が「とても負担が大きい」「やや負担が大きい」と回答している。

 濃沼教授は「長期間にわたり高額の費用を負担しているがん患者は多い。経済的な理由で適切な医療を受けられなくなることがないよう、医療制度を抜本的に改革する必要がある」と話している。


(つづく)
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