プロフィール

ダブル.O

Author:ダブル.O
どんなMLMが何十件来ようが、立ち上げ話が何件来ようが
(最低月1件、多いときは3件もネットワーカーの方が私
に話を持ってきます・・・勧誘しやすいのかな?(∂∇∂)?)
ここ数年全て断ってる私がビジネスに


リンク


flash時計「ピアノ」


最近の記事


カテゴリー


カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

月別アーカイブ


FC2ブログランキング


FC2ブログジャンキー


ブロとも申請フォーム


ブログ内検索

12星座ランキング

オワタ時計

10秒ストップうさぎ時計

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

医療の質を数値化

医療の質…診療実績、数値化広がる

読売新聞より


他の病院や医師と比較…意識向上

 合併症の発生率や、治療に入るまでの待ち時間など、病院内の診療実績を分析し、医療の質の向上に役立てようという動きが広がっている。

 様々な指標を用いて達成度を公表することで、医師や看護師らの意識を高め、より良い医療につなげる取り組みを追った。

QI委員会
 東京・築地にある聖路加国際病院では月1回、コーヒーやサンドイッチを手にした医師や看護師ら30人ほどが早朝に集まる。

 「それでは『QI委員会』を始めます。各項目の達成状況を報告してください」。福井次矢院長が切り出すと、担当者が「救急受診から入院まで4時間以内の割合」や「糖尿病患者の血糖が基準値内にコントロールされている割合」などについて、前月までのデータや目標を達成できなかった原因の説明を始めた。


 こうした診療の過程や結果を測定した数値は、「QI(Quality Indicator)=質指標」と呼ばれ、1990年代ごろから医療の質を評価するため欧米で用いられるようになった。

 同病院がQIの測定に取り組み始めたのは、福井院長が就任した2005年。まずワーキングチームを設置、海外の先行例を参考に約60指標を設定し、診療実績の分析を始めた。翌年からQI委員会に改編し、現在では約110項目に増えた指標の中から重点的に取り組むものを毎年選んで目標値を決め、会議で達成状況や対策を議論、成果を冊子で公表している。

ばらつき減少
 QIを測り公表するのは、医療の質の向上が狙いだ。福井院長は、標準的医療を意識しつつ、他の医師や医療機関と診療実態の比較が可能になるため、より良い診療をしようという動機付けになり、診療のばらつきを減らすことができると説明する。実際、同病院では糖尿病治療で大きな改善効果が見られた。

 糖尿病患者の場合、血糖値を示す「Hb(ヘモグロビン)A1c」が6・5%未満で「良好」、7%未満で「可」とされる。06年の診療実績では「7%未満にコントロールできている患者の割合」は51%で、医師別では82%から39%と大きくばらついていた。要因を分析すると、糖尿病を専門としない医師の数値が悪く、処方する薬が専門医と違うことが分かった。

 そこで、医師別の数値を匿名で公表し、専門医による院内勉強会を何度も開催したところ、07年には62・5%に向上。医師別でも、数値の改善に加え、専門医が紹介した最新の診療指針に沿って薬の処方内容が変更されていた。林田憲明副院長(循環器内科)の場合、勉強会前後で59・2%から90・5%に著しく向上した。「匿名でも他の医師と比べた自分の位置が分かり、どうしたら良くなるかなと診療を見直す機会になった」と振り返る。院内には、「重症者を多く診ている医師もおり、数値を示すのは不適切」などの反発もあるが、林田副院長は「“密室的な診療”を漫然と続けるのでなく、糖尿病を診る医師全体の診療レベルを底上げすることが患者さんの利益につながる」と話す。

課題
 こうした取り組みは、他の病院でも始まっている。国内では聖隷浜松病院(浜松市)が1999年から検討を始め、2003年にデータ分析を実施、05年からは結果をホームページで公開している。国立病院機構でも、全国145病院で07年度から独自に設定した26項目の指標でデータ収集を行っている。

 しかし、「全国の病院に広げていくには課題も多い」と、日本病院会副会長を務める堺常雄・聖隷浜松病院院長は指摘する。

 そもそも、医療の質を客観的に評価する指標の設定が難しい。また、多忙な医師の仕事を増やすことなくデータ収集・分析ができる体制整備も必要だ。聖路加国際病院では、診療情報管理士ら6人を配置しているが、専従スタッフを雇用する余裕が、すべての病院にあるわけではない。堺院長は「データ収集に適した電子カルテの開発にも費用がかかる。医療の質を担保するには、こうした費用をかける必要があることを国民に理解してもらうことも大切だ」と話している。(内田健司、本田麻由美)

 QI 医療の質は、スタッフ数や医療機器の整備状況などで決まる「構造」、診療や看護の実態を反映した「過程」、生存率に代表される治療成績などの「結果」――という三つの基準で評価される。同じ治療でも人によって効果が違うため、結果だけでは質を評価するのは難しい。このため、標準治療が実践されているのかなど、過程の評価が重要とされている。

米英、診療報酬に反映
 海外では、医療の質を測り、結果を現場で活用する動きが一層進んでいる。

 院内死亡率などの診療成績を病院ごとに明らかにしようという動きが1980年代に始まった米国。2001年には、米医学研究所が医療の質のばらつきを指摘した上で「医療機関や保険者が質の向上を目指すべきだ」と提言、社会的な関心を集めた。また、米国臨床腫瘍(しゅよう)学会が、がん診療の質を測る指標の開発に取り組むなど、学会単位で他施設と成績を比較する事業が進んだ。このほか、高齢者向け公的保険では03年以降、指標の達成度に応じて、病院の診療報酬を変える仕組みが導入され、質の改善が進んだとの報告もある。英国でも04年から、開業医を対象に、質を反映した支払い制度を始めている。

 医療の質指標の研究を進める東尚弘・東大准教授(公衆衛生)は、「こうした取り組みが実際に患者の健康増進に結びついているかどうか、今後の検証が必要だ。評価の基準や体制の整備が十分でない日本では、報酬と関係づけるのは時期尚早だが、まずは指標を設定して測ることが重要だ」と話している。

◇ ◇ ◇ ◇
[プラスα]病院選びに役立ちます
 患者にとって、医療の質指標はどんな意味があるのだろうか。

 医療の質に詳しい埴岡健一・日本医療政策機構理事は「指標は万能ではないが、患者が医療機関を選択する場合に有効なものもあり、積極的に関心を持ってほしい」と話す。ただ、数値の意味をどう判断するかは簡単ではない。患者の病態や重症度には、ばらつきがある。見かけの成績をよくするため、医療機関が患者を選別する可能性もありうるからだ。

 厚生労働省の研究班は昨年、5臓器(乳、肝、大腸、胃、肺)のがんと緩和ケアについて、206の指標(http://qi.ncc.go.jp/)を作成した。取り組みが進めば、治療経過を病院ごとに評価することも可能になる。埴岡理事は、「数値の意味や読み方、有効性について、患者が理解できるような情報を提供する取り組みも必要になる」と話している。



(つづく)
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://mekikilink.blog66.fc2.com/tb.php/1395-f6c733cb

 | ホーム |  page top


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。