米大統領「あらゆる支援惜しまない」空母派遣も
読売新聞より
【ワシントン=黒瀬悦成】オバマ米大統領は11日、菅首相との電話会談の後、ホワイトハウスで記者会見し、東日本巨大地震を「非常に悲しんでいる」と述べ、犠牲者に哀悼の意を示した。
大統領は、「日本は最も緊密な同盟国の一つだ」と語って、菅首相に対しては、「あらゆる支援を惜しまない」と伝えたことを明らかにした。
大統領は、米空母を含む米海軍の艦船が被災者の救援のために震災現場沖の海域に向かっていることを明らかにした。
国防総省によると、西太平洋海域に展開中だった原子力空母「ロナルド・レーガン」を旗艦とする機動部隊の艦船3隻が三陸沖に向かっているほか、強襲揚陸艦「エセックス」とドック型揚陸艦4隻、シンガポールに寄港中だった第7艦隊旗艦「ブルーリッジ」が人道支援・災害復旧物資輸送に向けた準備に入った。
大統領は、菅首相との電話で、地震で自動停止した福島第一原発について話し合ったことも明らかにし、チュー米エネルギー長官に対し、日本側と緊密に連絡を取り、事故が判明した場合は迅速な措置を取るよう指示したと語った。
(つづく)
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